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2018年1月 8日 (月)

映画「ヒトラーに屈しなかった国王」「ハートストーン」「湿地」

しばらくそういう気分になれなくて、買ってあった音楽会、お芝居のチケットも無駄にしてしまい、映画館からも遠ざかっていましたが、年も改まったことだし、と昨日(1月5日)は映画を観に行ってきました。近くのJ&Bです。
 
ヒトラーに屈しなかった国王」http://kings-choice-jp.com/#contIntro
 
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近年ノルウェーはスウェーデンと連合王国をなしていたが、これを解消しようという動きがあり、1905年デンマーク王家の次男が国民投票の上 王として迎え入れらたのです。国民によって選ばれたということを 真剣に受け止める人だったのでしょう、国民のため、という意識を強く持った王様だったようです。
国民によって選ばれて即位した王ホーコン7世がナチスに降伏を迫られた、ノーを言う決意をするまでの三日間の出来事が描かれています。
 
チラシ(裏)
 
 
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降伏を迫りドイツ軍が進撃してきます。
国政に関与しないことになっている王として取るべき態度は?息子の皇太子は積極的に自分の意見を表明するべきだ、という立場で親子喧嘩もありました。 
家族を愛し「この国の行く末は密談によってきまるのではなく国民の総意で決まるのだ」という信念を貫こうとする王ですが、王も王室一家も戦火の中を逃げ惑うことになります。
でも車で避難する横を一般の人は歩いているわけですし、皇太子妃と子供たちは王家を絶やさないためにもと亡命させているので ??? の感じはありました。
屈しなかった、というタイトルなので、もっと体を張る場面でもあるのか、と思っていたので。
 
ヒトラーにノーを言うことは王様にとって覚悟の決断だったのでしょうけれど、ヒトラーの命をうけて降伏を承認させる役目をおしつけられた ドイツ公使のほうが立場としては大変だったと思われました。サインをもらえなかった公使は戦争に行かされシベリア送りとなって亡くなってしまうのですから。
 
映画では 描かれていないのですが、決断した後の方がこの王様大変だったようです。
降伏しない という選択をしたため、ナチスドイツに攻め入られ、6月にイギリスに閣僚とともに亡命、亡命政府と故国の国民を鼓舞し続けたそうです。
 
日本の皇室と同じく、ノルウェーでも王は政治にはタッチせず象徴、お飾り?的存在であるはずでしたが、ここでは はっきり態度を表明し、国の方向を示しています。愛する国民のために決断する、という考え方のもとに。
 
天皇退位が決まったせいか 昨年末近く新聞でも(我が家は朝日)皇室のあり方について 特集が組まれていました。 そこで 慰霊の旅についての意見もありました(ここで政治的なことは書きたくありませんし、しっかりした考えがあるわけでもないので少しだけ)。
戦没者や被災された方々を思って訪問されていて私など頭が下がる思いがしているのに、こういうことも詰めて考えるべきことなのか、と驚きました。
国民のために、民主主義を守る、という立場から下した判断も王としては越権行為ということになってしまうのでしょうね。この王様は王室解体も覚悟なさっての発言でしたが。
王であること、天皇であることは本当に窮屈で大変なことだと改めて思いました。
 
映画館にはいきませんでしたが、オンデマンドで二本 映画を観ました。簡単に書いておきます。
二本ともアイスランド映画です。
 
ハートストーン
 
 
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J&Bでは 来週公開、 オンデマンドの方が先でした。
http://www.magichour.co.jp/heartstone/
少年のいわば 春の目覚め、ちょっと私にはたじろぐような表現もありましたが、画面が非常に美しかったです。
 
 
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子供の時からの仲良し、少年、ソールとクリスティアン、ソールは女の子が気になるようになるけれど、クリスティアンは、女の子のところに出かけるソールに複雑な気持ちを抱きます。その気持ちの正体をソールの姉にずばり言われて苦しむクリスティアンの翳りのある表情が印象的でした。
監督の子供時代の思い出をもとに考えられたストーリーだそうですが、 思い返せば輝かしかった少年時代、、、といったところでしょうか。 
アイスランドって これほど美しいところだったとは! と感嘆させられるような美しい自然を背景に、自分自身に目覚めていく少年たちの姿が描かれ、心動かされました。
 
もう一本観たアイスランド映画は 「湿地」 
 
 
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これは アーナルデュル・インドリダソン作の同名の小説の映画化で、本の方を読んだことはあるのですが、記憶はかなり薄れていて、 映画を観ながら ああ、そうだったか、と少しずつ思い出していきました。
一口に言えば 非常にまれな遺伝病を持った家族の話です。それが殺人事件をきっかけに徐々に解明されていくのです。
重苦しい話です。そのせいか、この画面はくらい。これが同じアイスランドか、とおもうような陰鬱な光景の中で話が展開していきました。
 
三本の映画のなかで画面の美しかった 「ハートストーン」が一番印象的でした。 

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