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2019年6月

2019年6月30日 (日)

本二冊 『モンテレッジョ 小さな村のする本屋』『夢も見ずに眠った』

感想、というほどではないけれど、心覚えに読んだ本のことを書いておきます。

モンテレッジョ 小さな村の旅する本屋の物語』内田洋子著 方丈社

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しばらく前の映画 「マイ・ブックショップ」についてkikuko様がおかきになっていらしたブログで知って買いました。
読だのは2か月以上前です。

著者は ヴェネツィア在住のジャーナリスト。観光客であふれるヴェネツィアでいつしか時折通うようになった地元の気心の知れた人たちから便利に利用されている古本屋。その店主から、自分で四代目でモンテレッジョという山村の出身だという話を聞きます。祖先はみな本を売り歩いて生計を建てていた、というのです。本の行商?
モンテレッジョを訪ね、村を歩き、なぜ本の行商をはじめるようになったのか、といういきさつから、現在村を出て各地で本屋を開いている人を訪ねたことなどが書かれています。

カバーをとったところ、こんな山奥の村!

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行商人の扱うものは石及び雑貨、最初は本ではなく聖なるお札だったそうです。本屋に入りにくい庶民が好むような本が多くあつかわれていましたが、通行証が「石売り」だったため、政治家や革命家の政治理念をまとめた本が売れるとなると、石の下にこれらの本を隠して各地に届けたこともあったとか。

零細な行商人にとって、売れるか売れないかの判断が非常にに大事なものになるのですが、その嗅覚がすぐれていて、出版社は売れるか売れないか 行商人にまずゲラを読んでもらってから本に刷るかどうかを決めるようにもなってきた、という話も驚きですが、なるほどという気もします。

1952年には各地で本屋を開いていた村人たちが本屋週間を開き、(その後毎年続けている)その時露天商賞の創設も決めています。 
第一回の受賞作が ヘミングゥエイ の『老人と海』(ノーベル賞受賞より前)だったそうです。

日本でも最近本屋大賞というのがありますが、これにならったのでしょうか。

読書人口が減っているのに刊行数が増えていることについての出版事情、またインターネット書店についても書かれていました。

本屋さんは私にとってワンダーランドだったのに、現在では本屋に足を運ぶことはなく本の購入は殆どインターネットすませるようになっています。
でもこの本に出てくるビエッラの本屋さんをすてきな本屋さんと思うだけでなく、私たちが本屋さんを大事にしなければいけないのだ、ということもおもいしらされました。

本好きには貴重な一冊、随所にはさまれている、少しくすんだ感じの写真も気に入りました。

       ::::::

夢も見ずに眠った』絲山秋子著 河出書房新社

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図書館から用意ができた、という知らせに、どうしてこれを予約したのかは思い出せなかったが、たぶん新聞の評がよかったからだと取りに行きました。

作者は絲山秋子さんは芥川賞作家(申し訳ないことにしりませんでした) 

内容は ある男女の24年間(最後の 2022年は近未来)の軌跡です。表紙の 男女が踊っている 絵がいいです。

孝之と沙和子は大学の同級生、1999年大学卒業、当時もすでにそうだったのか、就職氷河期。しっかり者の沙和子は銀行に就職したが、孝之は学校職員となり、それも3年で辞めてしまいます。孝之はどこか、浮世離れしているというのでしょうか、カブトガニの博物館に行きたがったり、車で動き回って古墳に感動したりするような人間です。

そういう孝之に沙和子は「プロポーズして」 というのです。 
結局 失業したままの孝之は農家の一人娘である沙和子の家の入り婿になるのです。熊谷の沙和子の家の離れに暮らし、非正規の職に着きます。 
ところがほどなくして沙和子が札幌に転勤になります。子供がいない夫婦の別居生活、それも妻の実家に住んでいる、ノホホンとした感じの孝之もいつしか鬱病になってしまうのです。もちろん沙和子は心配します。そうして何年か過ぎ、ほぼ病気もなおったころ、孝之は離婚を決意するのです。別れたいわけではなく、これ以上理由のないことをつづけてはいけないのだとおもったのです。なんとしてでも一緒にいたいという気持ちをなくしてしまったからなのか。

沙和子は〈まだ優しさは残っている。通わせることができなくても気持ちはある。ただ、どうしようもなく生きるスピードが違う〉ことを感じています。

離婚してそれぞれ新たな生活に入りそれぞれ新たな出会いもあるのですが、それでも二人は、何かの折に相手を想い、会う機会もあります。 そうして 近未来の2022年、物語の始まりと同様 岡山へ旅行します。このラストにホッとさせられました。

話の中でよく自分たちにはロールモデルがない、と言うところがあります。二人の設定はやや特殊ですが、こういう男女の関係も女性が経済力をもつようになった現代ではあり得るでしょう。そういう点でも面白いと思いました。

旅行場面がよく出てきます。特に江差に行くところなど、去年行ったところなので懐かしい気持ちで読みました。旅ものとしての面白さもありました。
いい小説でした。この作者の本、また読んでみたいと思います。   

 

   

 

2019年6月26日 (水)

アフタヌーンティー

6月26日

24日(月)は旅友達とランチ、Tさんの提案は パレスホテルのグランドキッチンでした。

パレスホテルを検索しているうちにラウンジのアフタヌーンティーのところに目が行きました。

アフタヌーンティーというのは普通あの三段重ねです。それがお重で出てくるのです。見た目とてもきれいで美味しそう。

それで こちらのほうを提案しました。13時から3時間、というのもゆっくりおしゃべりできてよさそうです。
お食事のあとどこかでまたお茶を、という手間もはぶけそう。

月曜日ですので美術館はお休みのところが多いし、映画もみたいのはあったのですが、朝が早い。お天気も悪そうなので、映画は各自観たい人はみて現地12:45 集合、と決めました。

迷いましたが、結局映画はみないことにして(近くで観られるので)11時過ぎに家を出ました。

朝少し大きな地震がありました。その影響で電車が遅れましたが、なんとかギリギリか1分遅れくらいで到着

ラウンジ ゆったりしていてお隣とは少しはなれているので気兼ねなく(結構きこえていたかな?)お喋りできます。

まずシャンパン付きとなしが選べます。champagne付きにしました。久しぶり(といっても三月以来ですが)の再会を祝して乾杯!

紅茶の種類を選びます。

まず 小さなカップにはいったスープ(写真撮り忘れ)ビシソワーズでした。

しずしずと運ばれる三段重ね(よくお弁当等などにあるのより少し小ぶり)

そこからお重をならべていきます。

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わー、綺麗 どこからいただこうかしら、目が泳ぎます。

左は スコーン、くろっぽいのはセミドライイチジク
その隣のお重は 手前スパイシーチキンのトルティーヤ、ウナギのてまり寿司、トマトトのジュレとキャビア、枝豆とベーコンのキッシュ、スークした真鯛と夏野菜

その上  ジャスミン風味マカロン、マンゴー&フルーツクリームエクレア、(その下)マチェドニア、ライムギモーヴ わらび餅

その右 ライチとラズベリーのパートドフリュイ、和菓子(アジサイ)ゴマのフロランタン、ビターチョコ 白いのはクロテッドクリーム、そしてジャム

お茶は私はダージリン、私の舌にはあっさりしすぎ。
最後30分がお茶のラストオーダーで薦められた、バイタルグレープフルーツにしてみました。
かなり酸っぱめですが、甘いお菓子の後にはさっぱりしてよかったです。

全体に甘めで少し持て余し気味でした。お味もものによっていろいろ。でもゆっくりおしゃべりできたのがよかったとは思っています。(税も入るので結構いいお値段でした)

そのあと横のロビーでまたひとしきりおしゃべり、三人がしゃべりたいことをしゃべるので話は行ったりきたり、映画、本、旅行 、、、。気が付くと「6時近いわよ。」それではおうちにかえりましょう。 出るときお堀の横を通りました。

     

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又の再会を約束して東京駅に急ぎました。

帰ると主人に「女ってよくそんなしゃべることあるなー」と言われました。

 

 

2019年6月22日 (土)

表参道 リストランテ濱崎へ

6月21日

6月20日(木)旅友達のFさんとランチです。すてきなお店をご存知の方で、今日はリストランテ濱崎 というお店に連れて行っていただきました。
http://ristorantehamasaki.com/
地下鉄駅から10分くらい歩きます。一軒家レストランです。

店内 シンプルだけれどよく見ると素敵なデザインの椅子。

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私の写真よりお店のhome pageのほうがよく分かります。 

食前酒のメニューがおかれていましたが、ワインと両方は飲めないのでパスして ワインは ピエモンテの白

アミューズは パルメザンのクロカンテ   パルメザンチーズを粉にしておせんべいのように焼いたもの (影がうつっていますが、ベージュで橋のように見えるのがクロカンテ)お皿はジノリ?すてきです。

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前菜は盛り合わせ
いれてある小さな容器が可愛い、

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手前左が アワビ茸のフリット、エビの 、、、サラミ、 ビシソワーズ、カプレーゼ、ワカサギのマリネ、、、
素材の味が一つ一つ生きている。あわび茸 、揚げたてですから、熱いうちにどうぞ、軽くあがっていておいしい。ワカサギもあげたてをつけてすぐなのでまだサクッと感があります。もうどれも美味しい。でも もうこれでおなかがいっぱい、サラダは少し残してしまいました。カプレーゼを入れてあるガラスのフライパンが可愛い。

パスタ 青森産 白魚のリングイネ

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これってソースが何なのでしょうか。なめらかでおいしい。でももうおなかがいっぱいで苦しくて半分しかいただけませんでした。はずかしかったです。次のお肉は量を少な目にしましょうか?といってくださったので(半分に)とお願いしました。

お口直しの グラニテ 

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お肉は 鹿児島産黒毛和牛のグリル

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薄切りでバルサミコソースがかかっていておいしかったです。薄切りなので、おなかがいっぱいでも結構いただけました。

デザートはシェフおすすめのカスタードプリン(手前下の四角いのがそうです)

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飲み物、私は紅茶にしました。 プチフールは丸い形をしていますが、マドレーヌでした。

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どれも優しいお味でとってもおいしかったです。器も優しい感じですてきでした。絶対また来たいお店です。(オススメですよー)

ゆっくりおしゃべりをして、少しぶらぶら、青山通りを少し中に入った通りですが、建築家が腕をきそいあっているような新しい面白い建物がたくさんあって、横浜みなとみらいの ただ高いだけの建物とは違います。とっても個性的。

「アラン・ミクリのお店も近くよ」アラン・ミクリは眼鏡のブランド。この前私が作った眼鏡も彼女に教えていただいたアラン・ミクリです。(お店は日本橋の高島屋でしたが)ちょっと入ってみましょう、少しゆるんできたのをみてもらって二人とも調整、洗浄もしてもらいました。次はどれにしようかな、とちょっとかけてみたりもして。

少々くたびれてもきましたので、表参道駅でお別れ。

すてきな日でした。Fさんに大感謝です。   

 

2019年6月21日 (金)

ホテル ニュー・グランドで ランチ

6月21日 

6月15日(土)は 久しぶりに ニュー・グランドのル・ノルマンディに行きました。
やはり老夫婦が落ち着けるところ、というとここになるのです。誕生日が過ぎたばかりの息子もよびました。

あいにくの雨、窓際席を予約したのに、景色はぼんやりしかみえません。

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ワインは南イタリアの赤(銘柄はわすれました)渋みは無くて飲みやすいのですがしっかりした感じの美味しいワインでした。

 amuse 小さなシュークリーム(クリームは入っていません)

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前菜は 三人とも盛り合わせ 

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レバームース や テリーヌ などおいしかったです。

メイン 私は 香鶏のフリカッセ ワインヴィネガー風味

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実を言うと 私は 前菜でもうおなかがいっぱい。鶏も重くて、ライスと野菜を突っついた程度でした。(お魚にすればよかったかな)

主人は 本日の魚料理、真鯛のなんとか

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息子は リブロースのグリル 赤ワインソース

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デザートは三人とも クリームブリュレ イチゴのアイスクリーム添え デザートはちゃんと美味しくいただきました。           

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お誕生日の人は盛り付けが少し違います。

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恒例の記念写真も撮っていただきました。 ほかにも誕生日組がいらっしゃいましたが、レストラン内はとても静かでした。

雨脚は強くなるばかり、晴れていればシーバスと考えていたのですが、タクシーで横浜駅へ、
いつも同じものを着てくる息子にワイシャツを一枚買って別れて私は一人ゆっくりデパート歩き。ついついあれこれ、といっても必要と思う買い物もして帰りました。  

2019年6月19日 (水)

アイルランド 4

6月19日

8日目(5月31日)

今日はグレンダーロッホへ  6世紀、聖ケヴィンを慕って集まってきた修道士たちが住んだ教会のある集落です。

2002年にも行きました。前よりなんだかすっきりしたかんじでした。

ジオラマ ハイクロスも見えています

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唯一そのまま残っている 聖ケヴィン教会 

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嬉しかったのは今回はロウアーレイクまで行けたことです。

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静かな山の湖、途中では鹿もみかけました。

グレンダーロッホの次はラズボロハウスに行くのですが、大型バスでは通れないサリーズ・キャップというところを通りました。 
映画「P.S アイラブユー」で二人が出会う場面が撮られたところだそうです(家に帰ってオンデマンドで確認しました)。

ヒースの株がたくさんあって夏の終わりはさぞかし見事だろうと思われました。立て看板には HERO鉱山とありました。鉛(?)鉱山の事務所などがあったところがハイキングコースになっているようでした。

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ラズボロハウス 18世紀に建てられたお屋敷

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素朴派にとってこういうお屋敷はふんふんと眺めるだけでしたが。絵画類は国立博物館に寄贈されているそうでした。

この後そばの森へお散歩、妖精の家が木々にかけられていました。こういうものがなくても森は気持ちがよかったです。

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ダブリンには早めにもどれたので希望者は添乗員さんと路面電車で中心部へ

まずスーパーで買い物、現地ガイドさんのお薦めにしたがってチーズやチョコレートなどを買いました。
チーズのお薦めはDubliners 二つ買おうとしたら、 別のものを、とすすめられたのはKilmeaden チェダーチーズです。どちらも3. 5 €くらい。ダブリナーズを朝食用にあけました。おいしいのですが ポロポロ崩れやすいタイプでワインに合うと思いました。キルミーデンはまだあけていません。chocolateはアイルランドでもっとも有名なバトラーズ。日本は気温が高そうデ心配でしたが、大丈夫でした。
それから歩行者天国のグラフトン通りをぶらぶら、お土産物屋さんも教えていただきました(時間がないので 明日行くことにしました)。
私はウヰスキーを買いたい、それもブッシュミルズ16年。10年ものはスーパーにもあるのですが、16年はないのです。
明日重いものをもって歩きたくないので今日のうちに手に入れたい。ガイドさんにウイスキー専門店に連れていっていただいてようやく手にいれることができました。以前より値上がりしていました。(約100€、免税でもどってくるので実際はもう少しお安くなります)でも日本ではなかなか手に入らないので2本買いました。(調べたらアマ〇ンで買えることが分かりました)

 

6月1日 今日は観光最後の日、ダブリン市内観光です。

 まず トリニティカレッジ オールドライブラリ― へ 「ケルズの書」 が展示されています。

 小雨のせいか人は多くなく待たずに入れて 展示場所も混雑していませんでした。前より ずっと明るかったです。時々頁が変わるのですが、数日前からヨハネの書のページでした。写真は撮れませんのでパネルから 

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とっくりめることができました。9世紀のものですから、さすが少しかすれたようなところもありましたが、1200年も前のものがよく保存されていたものです。 

2階のロングルームと呼ばれる書庫へ、(写真、手振れ)壮観でした。ここには最古のハープが中央に飾られていました。

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その後アイルランド国立美術館

カラバッジョの「キリスト捕縛」

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フェルメールの「手紙を書く婦人と召使」など

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、もう少しいろいろみましたが、(今日はバスが故障でこなくて電車、徒歩でまわったので時間がたりくなったのかもしれない)さほどゆっくりはできなくて、入場無料ですから後の自由時間に観たい人また来るように、ということで今度はバスで昼食レストランへ、 
ナンシーズハンドという由緒ありげな内装のレストランでした。

午後は考古学博物館へ 今回は 写真OK でした。

タラのブローチ(8世紀)

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聖パトリックの鐘形聖遺物箱(1100年頃)

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8世紀の 磔刑像 (ブロンズ)胸に渦巻き!

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ここで解散、ホテルに戻る人はバスでおくってもいえ、そのままここで買い物や観光する人は残ることになりました。私はとりあえずホテルに戻って荷物をおいてタクシーで 中央郵便局へ

来る前に映画「マイケル・コリンズ」を見直したので、イースター蜂起の場所である、中央郵便局、それから彼らの連絡場所や宿として使われた(映画、ザ・デッドにも出てくる)グレシャムホテルにいってみたかったのです。

中央郵便局

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中にある クー・フリン像

クー・フリンはアイルランドの伝説の英雄、祖国のために殉じた人に重ね合わせて瀕死の姿で彫られています。
いままさに死ぬときも石に体をしばりつけて敵に顔を向けようとしているのです。

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グレシャムホテル 改装されていて映画とは全く雰囲気は違いましたが、でも感激でした。

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ロビーまでは行ってみました。時間があればお茶したかったです。(右がカフェ)

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でもそろそろ5時近くなってきました。ショッピングもしたいし、希望者は添乗員さんとテンプルバーにいくこともなっていますから、ナッソーストリートまで急ぎました。(10分くらい)

買い物と夕食のあと、タクシーや電車でそれぞれ帰りましたが、私は最後にもう一度ハーフ・ペニー橋がみたくて川べりへ(お店からほんの1分ほど)残念ながら午後8時40分はまだまだ明るくてライトアップされていませんでした。

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今思うと折角来たのに、なぜ橋を渡ってみなかったのか、と後悔しきりです。道路を渡るのが大変そうではあったのですが。

アイルランドの旅 短縮版 はこれでおしまい。

帰ってメリングの『妖精王の月』をまた開いています。妖精の王子様が少女フィンダファーとハーフペニー橋が見える古本屋のカフェで出会って物語が始まるのです。

詳しくは何か月さきになるかわかりませんが 旅路はるか に書きます。

 

2019年6月16日 (日)

アイルランド 3

6月14日

5月29日 キラニー~ロック・オブ・キャシェル~クロンファート~アスローン

ロック・オブ・キャシェルは再訪ですが、2002年当時はまだ日本で翻訳が出ていなかった〈修道女フィデルマシリーズ、ピーター・トレメイン著 創元推理文庫〉をその後読んだ(まだ全巻は翻訳されていない)ために新たにここに関心を持つようになっていました。
というのはフィデルマはこのキャシェルのお姫様だからです。

7世紀のアイルランド法廷弁護士であり裁判官でもあるフィデルマが素晴らしい叡智でもって難事件を解決するのですが謎解きの面白さだけでなく当時の社会生活が詳しく描かれていて楽しさを増してくれます。

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ロック・オブ・キャシェルは事実、5世紀ごろから101年までマンスター王のお城だった場所です。現在の教会は其の後建てられたものですからフィデルマが住んでいた建物はないのですが、この岩山の上であの草原を観ながらそだったのか、などと想像を膨らませました。

目的のロマネスクの教会は コーマック礼拝堂  修復されたそうですが、以前は自由にはいれたのに今は人数を制限して15分ずつ、ということになっていました。

壁画保護のため明かりを落としている、とのことでしたが、以前は真っ暗だったのにとても明るくてよく見えました。でも壁画は剥落がひどくて判然としませんでした。

 

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写本で有名なダロウへ。

ダロウ修道院は546年(諸説あり、いずれにせよ6世紀中葉)に聖コロンバが創設しました。ここで680年頃『ダロウの書』と呼ばれる装飾写本が製作されたのです。現存するケルト系写本の最古のものです。

トリニティ大学に保管されているのでここにはありません。教会内にハイクロス(9世紀)が移されていてそれを観ました。内部の信者席は中央通路をはさんで両側はいくつかに仕切られていました。家ごとに場所がきまっていたそうです。

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ここではこの地域の文化財保護委員会(?)の委員長さんが熱心に説明してくださいました。途中、副委員長さんもいらして。 
熱心すぎてお話長すぎ、足がくたびれました。
いつも日中はこの教会はあけています、ということでしたが次の予約はなんと10月だそうです!帰りがけに添乗員さんがこれからケルズに行きます、とおっしゃると「あんなところいっても何もないわよ」とおっしゃったとか。最古の写本製作地である誇りでしょうか。

教会を出てから〈聖なる泉〉に行きましょう、と森の中へ、小さな泉をみて戻るとき、「あれが修道院」小さくされて今はナントカ協会がつかっているそうですが、そのナントカ協会となかが悪く敷地にはいれないの そこにある小さな塚を見せてあげられない、おっしゃっていました。

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(中央奥のグレーの建物〉兎も角広大な敷地を持つ大修道院だったようです。

途中マリンガーで昼食をとってケルズへ

ケルズ修道院、『ケルズの書』は アイオナ島の修道院で製作がはじまったが、806年バイキングの襲撃にあい、修道士たちは内陸のケルズにのがれてきて、写本はここで製作、完成されました。〈9世紀末〉ダロウの書より後だけに神像、聖人像も描かれています。

入口にラウンドタワー(10世紀、入ってから振り返る)

ラウンドタワーの目的について 宝物の隠し場所、とか修道士の避難所など諸説あるが、狭いので避難には不向き、上部に窓があることから、鐘楼、ランドマークなどのためであろう、という見方が多いそうでした。

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2年くらい前に「ブレンダンとケルズの秘密」というアニメ映画を観ました。
http://ykharuka.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-87db.html

そのなかで修道院囲い地のようす(高い壁にかこまれている)が描かれているのですが、↓の案内板で状況が少し分かりました。

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昔の教会はないのですが、200年くらい前にできた現教会には写本のコピーも飾られていました。敷地内にはハイクロスも3基(完全なもの、未完のもの、シャフトだけのもの)みました。少なくとも5基はあったそうです。町の東西南北に置かれ護りの役をした、とも考えられるそうです。↓南の十字架 9世紀

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上図右にある 聖コロンバの家にも行きました。9ないし10世紀に建てられた修道士たちの家。彼らが写本を守ったと思われています。

最終地であるダブリンへ。ここで三泊して旅も終わりです。 
実は今日は私の誕生日、後期高齢者入りの日でした。

お部屋にケーキが届きました。25㎝くらいの大皿にかざられていて 到底一人では」食べきれません。

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それで 皆さまに一切れずつ召し上がっていただこうとレストラン(ホテルない)に持っていきました。入口でウエイターさんにお手伝いしましょうか、と言われお皿を渡しました。でもテーブルには運ばれてきません。テーブルではプロセッコで皆さまにお祝いしていただきました。ケーキは結局戻ってきませんでした。あとでお聞きするとテーブルで分けるのはまずい、ということでお部屋に届けたそうです。ああ、

続きは次回

  

 

 

2019年6月14日 (金)

アイルランド 2

6月13日

4日目(5月27日)ゴールウエイから南下して ディザート・オディへ

このあたり、昨日のばりりの塔もそうでしたが、防御の目的で建てられた角塔がよくあります。

角塔 ディザートオディ城に入った後聖トラ修道院跡に行きました。

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ぎざぎざアーチの上にケルトらしい人面や動物の顔が並んでいます。(12世紀)

ラウンドタワーもありました。修道院敷地とは石垣にへだてられたところにはハイクロスも建っていました。

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アイルランドは エメラルドアイランドとか千の緑の島とかいわれますが、雨上がりは特にその緑が美しかったです。
↑ハイクロスのある草原からの風景、 中央の白い花をつけた木はサンザシです。よく小説にサンザシの木陰で、などと出てきますが、初めて見ました。ちょうどお花が咲く季節でここでは一本だけですが、畑と畑の境界などによく植えられていました。 

リムリック は「アンジェラの灰」の舞台なので関心がありましたが、素敵なホテルで昼食のあと 町中は見ないで聖メアリー教会をみてからシャノン川のほとりにある条約の石、対岸のジョン王の城をながめて宿泊地キラニーに向かいました。

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ホテルで夕食。今回の旅では夕食は殆どホテルで 前菜、メイン、デザートそれぞれ3種類位からチョイスするようになっていました。 

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これは豪華版でサラダの上にヤギのチーズがのっていますが、ランチのサラダはベビーリーフが多く、ドレシイングに バルサミコがつかわれているようで、甘くておいしかったです。

5日目(5月28日)

今日はもっとも期待していたディングル半島に行く日です。あいにく朝からひどい降り。でもバスで向かう途中雨はあがり昼間はずっと曇り時々晴れ。

ホテルを出て1時間余り「そろそろお手洗い休憩を」と添乗員さんが現地ガイドのドーラさんに相談するとドーラさん「私の家はインチ村、私の家にいらっしゃい」「えっ、いいの?」ぞろぞろおうちにお邪魔しました。新しくて大きなおうち。B&Bを経営なさっていらっしゃるそうです。リビングの大きなピクチャーウインドウから海が見えます。インチ半島の「ライアンの娘」のビーチとは反対側ですが、海にむかって開けた景色は素晴らしいものでした。お手洗い拝借だけでなく、お茶やお菓子までごちそうになりました。

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クッキーはフラップジャックというそうですが、ナッツが入った(よくわかりませんが台もリッツクラッカーみたいなものを砕いて固めた感じで全体ブチブチ感がある)手造り感あふれるものでした。これは「昨日スレーヘッドで買ったもの。今日も買えますよ」(もちろんあとで買いました)。
昨日ドーラさんが焼いたというフルーツケーキも出されました。

すっかり腰をおちつけてしまいましたが、出発です。

インチビーチ 映画を知らない人にとっては ただの遠浅の砂浜ですが、映画であこがれていたものにとっては大感激の眺めでした。ああ、あそこを二人があるいたのだ、、、。

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でも皆さん「ライアンの娘」という映画ご存知なかったのですよ。私などアイルランドは「ライアンの娘」で知った、というほどなのに。

この後 左に海を見ながら進みました。

    

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これぞアイルランドの田園風景 畑(牧草地)のふちを石や生垣で囲っています。緑が美しく山の線もなだらかです。

ビーハイブ遺跡 蜂の巣小屋

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クローハーヘッド ここでフラップジャックを買いました。(2週間はもつ、ということで日本に持って帰れました) 

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向こうの半島の上 シビルヘッドにはスターウオーズのジェダイ神殿のセットが設置されたそうです。いままた次のシリーズが撮影されているとか。

昼食の後、ガルラス礼拝堂、キルマルキダー教会、 チャンスラ―の家などをみてキラニーに戻りました。

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↑キルマルキダー教会(12世紀)

キラニーに戻る途中ディングルの町でトイレストップを兼ねてアクセサリー屋さんによりました。オガム文字のペンダントをお買いになった方が多かったのですが、以前エジプトで同じように象形文字のペンダントを買って全くつけていないことを思い出し 私はピアスを買いました。

続きはまた

2019年6月13日 (木)

アイルランドに行っていました

6月12日

又ずいぶんお休みしてしまいました。

5月24日から6月3日までアイルランドに行っていました。

帰ってもう一週間、時差ボケから回復しているのですが、録りためたテレビドラマをみてボンヤリ過ごしてしまいました。

今回は無事怪我もしませんでした。しかし年です。ひと旅行毎に体力の衰えを痛感しています。
この旅行中にとうとう後期高齢者入り、皆さまにお祝いしていただきました。

アイルランドには2002年に行っています。二度と行けない国、とあきらめていましたが、よくお世話になっているE社が今年「アイルランドロマネスクとケルトの源流を訪ねる旅」というツアーを発表しました。半分くらい行ったことがある場所がはいっていましたが、行きたくて行けなかったディングル半島が入っています。それに名高い写本の製作地である、ダロウ、ケルズの町も訪ねることになっています。

絶対行きたい!

ギリシャ旅行から帰って一か月後の出発というのは厳しいのですが、催行されるときを逃すと次はいつ行けるかわからないので、ともかく申し込みました。

10名催行のところ9名でも出発できることになりました。

羽田発、空港に行ってみると予想通り、ロマネスク旅でおなじみの方々がいらしていました。新人もいらっしゃいましたが、気楽なお仲間ツアーです。

コースはダブリンからアイルランド中央部を反時計回りに行きました。お天気は ずっと雨の予報でした。ほとんど毎日雨は降りましたが、 曇り時々雨。バスの中で雨、観光のときには晴れている、ということが多く、あまり支障はありませんでしたが、曇り空ですから写真は映えません。 

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2日目 ボイン渓谷遺跡群、前回はニュー・グレンジでしたが、今回はナウスでした。ナウスでは傘が手放せませんでした。

前回行かなかったモナスターボイス  みごとなハイクロス(10世紀) 

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写真では一つ大きなものをみたことがあるだけでしたが、モナスターボイス、モナストリーつまり修道院があったところで、教会遺跡の横が墓地でたくさん十字架がたっているのです。ラウンドタワーもたっていました。

その後アイリッシュ海側から北アイルランドを通過して大西洋側のバランドンという海辺の町まで走りました。アイルランドの面積は北海道より小さいのです。

ゴルフ場のあるステキなホテルです。しかしアイルランドのホテルはどこもお部屋が広くて気持ちがいいのですが(四つ星でもいいほう、という感じ)洗面台、バスタブとも混合栓でなく温水と冷水の出る蛇口が別、シャワーは固定式(さすが三連泊したダブリンのヒルトンでは混合栓、ハンドシャワーでした)で不便でした。以前はそういうところが多く洗面器持参でしたが。

3日目 少しもどって北アイルランドのアーン湖に浮かぶボア島の面白い石を見ました。

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石の両面に人面がほられていてヤヌス像といわれています。時代も何を意味するのかも不明だそうです。

クリヴィキール遺跡をみて、途中 ベンブルベン山をみながらドライブ、ドラムクリフではハイクロス、ラウンドタワー、イエーツのお墓などをみて(詳しくは 旅路はるか に書きますが、とりあえずは 前回の旅日記 http://ykharuka.s113.xrea.com/ire/iremain.html をご覧だければ、と思います。)

イエーツが住んだ バリリの塔 を見学してゴールウエイへ

夕食後、アイリッシュダンス鑑賞、でも私は前にもみたので、それよりゴールウエイの町に行きたい(ホテルは町から車で10分ほどの海辺にある)。 添乗員さんはショーは2時間、その間に行きましょう、ということでタクシーでYさんと三人で町へ出かけました。

一人で勝手に行こうかとおもっていたけれど、つれていっていただいてよかったのは、一人では入れないであろうpubに入れたこと、アイリッシュ音楽の生演奏をするパブで「飲まなくても通り過ぎるだけでも大丈夫ですよ」とおっしゃってお店に入りました。映画などでよく見るようにジョッキ片手にひしめきあって楽しそうにしゃべっている人達の間を、かき分けかき分け進んだのです。楽しい経験でした。
スペイン門や聖ニコラス教会もみて滞在は1時間弱でしたが、まだショーをやっているからと劇場で最後の30分ほど観てからホテルに戻りました。添乗員さんはそのあと町に行きたいという他の人たちにつきあってもう一度町へ。頭がさがります。旅をとおしてとてもよくやってくださいました。
 

続きは次回

 

 

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