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2020年2月

2020年2月15日 (土)

この頃(スマホ買い替え、新型肺炎) 追記あります

9日(日)スマホを新しくしました。

先週、冷蔵庫で冷凍室でないのに、お肉が半分凍るという状態になりました(その後は一回だけ)。調べると2004年の製品です。買い替えサインと思い、新しく買うことにしました。去年から家電買い替えが相次いでいます。テレビ、洗濯機と。もう死ぬまでに買い換えることはないわね、なんて言いながら。

カタログをみて決めてから主人がお店に行き、注文(ついでに売り場をいろいろ見ていたのでしょうね)スマホ売り場で店員に話かけられたそうなのです。

「今家の電話は?」最近KDDにかえたのです。そうするとAUにするとお得ですよ。主人はいまだにガラケーですが、娘の古いスマホをもらっていてスマホ慣れしてきています(電話はかけられなくてもWi-Fiがつながっているので家でラインなどは使える)。そういうことで心が動いたようです。私のスマホも2年間の縛りがとれたところです。でもソフトバンクです。 
最近は乗り換えも簡単らしいですからそれでこのさい、ということになりました。

私のは7plusです。現在は11になっています。11proだとレンズが三つ、広角と超広角、望遠がついています。主人は望遠はなくてもいいそうで11に、私は旅行でよく写真を撮るので11プロに決めてショップへ

スマホを替えるときは、データを移すのが一苦労。娘にいわれて、前もってバックアップをとりました。最初は分からなくてアイクラウドにしたら、時間が1時間もかかるので途中で心配になって、とめてしまいました それで娘に電話、バックアップはiTunesでとるのだというのです。それでまたバックアップ用のpassword探し。このパスワード探しでいつも苦労します。iTunesだと10分くらいで完了。早いとこれも心配。

そうしてショップにでかけたわけです。前もってお電話しておいたのですぐに対応してもらえました。しかし二台分のせいか、すべて完了するのに3時間半くらいかかりました。

              20021401

高いスツールが座りにくくて、半分立っていました。丁度12時過ぎに行き、お昼はまだでしたので3時過ぎると、もうエネルギー切れ。意識朦朧です。そういう頃になってもまだ話は続きます。「電気は何ですか?東電だと、AU でとまとめて月々1100円おとくです」。我が家は東ガス一括です。大震災の後、東電やめた方って多いと思います。我が家もやめました。それをもどせなんて、疲れもあってもういい加減イライラ。「変えるつもりはありません!」主人が答えるより先に叫んでしまいました。

使い方は?「家に帰ったらまずWi-Fiにつないで、この冊子の緑のページからみてください。質問はこの電話番号へ」

やっと製品を手にしてお寿司屋さんへ。主人はお酒も少し、私も一口いただいてやっと少し元気がでました。

一息ついたところでケースと画面のカバーを買って家へ。 

                   20021402

その日は Wi-Fiにつないだだけです。(パスワードをいれる)

翌日、iTunesで復元するをclickして、、、1時間ぐらいかかって、完了、でもわけのわからない指示が出てきて行き詰ってしまいました。娘に電話「もう一度 初期化してやり直し!」そこで 初期化したところ、、

クイックスタート、という画面が出ました。??? 画面に変なモジャモジャがでてこれにカメラのレンズを向けると直ぐ転送がはじまるのです。二つを並べておいておくだけ。10分くらいで完了です。パソコンなしで移行できるのです。

それにしても店員さん、どうしてこれを教えてくれなかったのでしょうか。

悟ったことは、おと店はものを売るところで使い方を教えるころではない、ということ。料金プラン、なんとかパックとかだけ、延々説明してサインしたり、本人確認したりして、でも肝心の操作方法は最初のあけ方だけ。(ホームボタンがないので下から上にスワイプする)

新旧のスマホを横に並べるだけでデータ移行できるのはアイフォン11の新機能らしくて、娘も知りませんでしたが、ネット検索をすると丁寧に写真入りでやり方が紹介されていました。

ところで 移行したあとは古いほうを下取りに出します。「初期化を忘れないでくださいね」とお店では言われました。そこで初期化、返送用の封筒を来るのを待って(近頃は 特例型とかと特伝型とかいう、いったん郵便物が届いていることを知らせたうえであらためて本人が直接受け取る、という郵送方法があるのですね)送ろうとしたとき、注意書きをみて慌てました。 「アイフォンを探す」をオフにすること、と書いてあります。えっ、そんなことをしないで初期化してしまった!初期化してしまったのですからもう設定画面にいくことはできません。しばしパニック。

問い合わせの番号は教えてもらってあることを思い出して電話してみました。そうすると、古いほうのスマホをひらくと右下に小さなmarkがある、そこをクリックすると IMEI番号がでるからその番号を読み上げるように、と言われました。どうもこの番号がそれぞれのスマホの個別番号らしくて、それで向こうは何でもわかるらしいのです。「アイフォンを探すはオフになっています」と言われました。ヤレヤレです 😥。それにしてもshopの店員さんって、売るだけのひとなのですね。そうして、ネットは親切!

今日 古いアイフォンを投函して一件落着です。

苦労して使えるようになった新スマホ、顔認証というのもあります。設定すると、開いたとたんに顔を認証して直ぐ鍵がはずれて使えます。画面も前のより明るくつややかな感じがします。カメラはまだ試していませんが、ちょっと期待しています。 

ところで、今朝(もう昨日になっています)は大ショック!

新型肺炎

大ショックといってもコロナウイルスにわが身がおかされたわけではありません。3月半ば出発の旅行がキャンセルになってしまったのです。

今朝 旅行会社からお電話。コロナのせいかキャンセルが相次いでもう二人になってしまったので、出すことができなくなった、というのです。

私は感じ方が鈍いのか、今回のコロナウイルスによる肺炎を世間がなぜこれほど大騒ぎするのか不思議なのです。
高齢者(私も当てはまります)や 糖尿病、高血圧など持病のある人は重症化しやすいけれど、感染しても軽い症状で終わる人も多い、と言われています。それで私は普通にインフルエンザがはやっているときのような注意をしていればいい、という気持ちです(映画館に行くのはやめにしました)。お店からマスクが消えてしまうなんて、異常です。
これがエヴォラ出血熱とかペストなどならパニックになるほど心配するとは思いますが。

過剰反応、イタリアでしたか、中国人だけでなくアジア人はすべて学校に来るな、というおふれをだしたとか。なんだか世界中がヒステリックになっているのでしょうか。

このニュースを知って、旅行中、日本人だからといってレストランに入れてもらえない、などということがあると困るな、という考えがチラリと頭をかすめましたが、だからといって旅行を取りやめようとは思いませんでした。

でも 皆さん、心配なのですね。

こういう時期は出かけるのを控えるのが賢明、ということなのでしょう。

私が甘く考えすぎかもしれません。でも旅行できないなんて、つまらない!!
私は旅行体力も限界に近づいているので、来年、ということは考えられません。
今日一日ボーゼンと過ごしてしまいました。バカですよね。かかったら重症化する年齢ですのに。

罹患された方のことを考えるべきですのに、愚痴ばかり書いてしまいました。

     :::::::::::::::::::

追記 

新型肺炎のこと 書いているときには失念していたことがありました。

旅行をやめる理由

私が考えていたのは
① 旅先で感染するのではないか→これはまずありえない
② 感染源と思われるのではないか→これは困る

だけでした。

でも思い出したのは 旅行前には体調を整えなければ、といつも気を遣うことです。
今回は普通に風邪だけでなくこの新型肺炎にかかったために行けなくなることも考慮にいれなければならないということです。
昨日の報道ではもうかなり拡大していて、感染可能性が大きくなっているとのこと。
病状そのものは軽い人、重い人それぞれらしいですが、体調の悪いときの旅行はつらいですし、感染源になってもいけません。

旅行体力を考えて来年はないかと思っていますから、今回を逃すことは非常に残念で、あれこれツアーを探しましたが、3月、4月の海外はやめることにしました。

あれやこれやでホームページ作成する気力がなくて、丁度 図書館からかりていた本を読んでしまいました。面白かったので、タイトルだけ 

検事の本懐』柚月裕子著 角川文庫

この前読んだ『慈雨』の作者の作品です。
なりふりかまわないが、ほんの小さな警察も見逃すようなことから事件を解決していく検事。
「あいつは条件や証拠だけで事件を見ません。事件を起こす人間を見るんです」と言われる 検事 佐方貞人にほれこみました。

この検事が登場する小説を二冊ほど予約しました。かなり前に出た本ですが、結構待ち人数があります。人気作家なのですね。 

 2月16日記

  

2020年2月 5日 (水)

『北京から来た男』 ヘニング・マンケル著

ヘニング・マンケルの作品は10年ぐらい前でしょうか。何冊か読みましたが、警察小説は殺人ものが多くてその後あまり読んでいません。

今回は刑事ヴァランダーシリーズをオンデマンドでみたので、未読のこの本を図書館で借りました。

ヴァランダーシリーズではありませんでした。スェーデン、ネヴァダ(アメリカ)北京、ジンバブエ、モザンビーク、ロンドンとまるでロードムーヴィーのように場所がかわり、ついつい引き込まれて 上下二巻いっきよみ。

北京から来た男』 ヘニング・マンケル著 東京創元社

               20020401

ここでは ヴァランダーではなく捜査にかかわり巻き込まれるのが、ビルギッタ・ロスリンという女性判事。スェーデン南部、ヘルシングボリという町に住んでいます。ヘルシングボリは海峡をはさんでデンマークのクロンボー城がある町のすぐ向かい。(昔、クロンボー城へ行ったとき、対岸が見えたことをおもいだしました)

事件はストックホルムよりもう少し北の寒村で起こります。2006年の冬です。もう廃村になったと思われていたが老人だけが20人あまり暮らしている村で一夜にして19人が惨殺されたのです。同じ苗字が多く3っつのグループに分けられますが一番多い苗字はアンドレン。然し違う苗字の人々もは親戚関係、もとは同じ一族だったのではないかと思われます。全く関係のない苗字の人3人は殺されていません。

以下ネタバレ を含みます

このニュースを知ったビルギッタは自分の母親が養女に出されそのときの養父母の名がこのアンドレンだということに気づき、調べようと思い立ちます。丁度健康状態がよくないので、医者から二週間休暇をとるように言われています。(病欠なのに、動き回っていいの?なんて思ってしまいましたが) 

ビルギッタはその寒村でヤン・アンドレンの手記を見つけます。この村からネヴァダに行き 鉄道敷設現場で工事主任として働いていた人間です。労働者に特に、アイルランド人と中国人に厳しく当たっていました。

舞台は1863年の中国に移ります。小作人で過酷な労働にあえぐ両親が自殺した参院兄弟の話になります。夜逃げした参院は苦労の末海辺の町にたどり着き、そこでだまされてアメリカ行きの船にのせられます。船も生き地獄でした。アメリカに着いてつれていかれたのが鉄道敷設現場。アメリカにくるのにつかった船賃を払うためにここで働け、というわけです。ヤン・アンドレンは彼ら中国人に対して残酷でした。

脱走を試みたりもしますが、結局その現場で働き続け、期があけて解放されます。弟はすでに中国で亡くなっています。
1867年になっていましたが、帰国は運もてつだって順調、帰りの船で長兄は亡くなり、サン一人が生き残って中国に帰ります。 そこで 宣教師の家に住み込んで はたらくのですが、 親切でいい人だとおもっていた宣教師も 中国人にたいして 偏見をいだいていることを知って、逃げ出します。
サンは成功して大金持ちになるのですが、これまで受けた虐待、重労働に対する恨みは消えません。こと細かに日記に記します。(かなり詳細で少々長くて斜め読み)
その数世代後に成功した実業家ヤ・ルーがいます。ヤ・ルーはサンの手記に深く動かされ、復讐を誓うというわけです。
そうしてアンドレンの数世代後の一族皆殺し、それも死ぬまで長く苦しませるような残忍な殺し方です。直接苦役を強いられたわけでもないのに、苦役を敷いた数世代の人に復讐するなんて常軌を逸しています。これがスウェーデンでの大量殺人の動機なのです。(このこえとを知らない現地の警察官たちはずっとそうさが行き詰ったままですが)

 

同じサンの子孫でもルーの姉は違います。この手記を読んでも別に復讐を企てるようなことはしません。
ところで中国、2006年という年にある学者が国家主席の要請を受けてある論文を作成、それが発表されます。中国のこれからの政治の方向、経済計画を示すもので、それはアフリカのあいている土地へ中国人を送り込む、というものです。
一帯一路計画そのものは13年に考えられたようなのですが、それの萌芽となる構想なのでしょうか。ルーのような実業家はこれに大乗り気、しかし姉は<自由市場が大きな部分を占めている新しい経済計画が社会主義の土台に立っていない>ことを見抜き、民衆のために、という本来の共産主義からの逸脱している状況を批判的にみています。

サスペンスと思って読み始めた小説で、これほど中国論が展開されようとは、、、。 最もかなり斜め読みしましたが。ヘニング・マンケルはモザンビークでも過ごしたことがあるそうで、そこで見聞きした体験がおりこまれているのかもしれません。

小説の中で、紅衛兵のことも出てきました。文化大革命,紅衛兵は 私の大学時代のことでした。よくわからないまま今中国で大変なことが起きている、とだけ思ったことを覚えています。紅衛兵もよくわからないものでしたが、後になって「さらば、わが愛 覇王別姫」という映画を観たとき、やはり紅衛兵というのは恐ろしいことをする人たちだったのだと思いました。
どうやら学生運動が極端に走ってしまったらしいのですが。
ビルギッタやその友達は学生時代、この紅衛兵の活動に心酔して紅衛兵になりたい、などと考えたこともある、とあったのには驚きました。しかし考えてみれば60年代後半は学生運動の季節でした。日本でも大学封鎖になった大学がありましたし、東大安田講堂占拠事件などがありました。パリでは五月革命がありました。学生による反体制運動の波が各国でたかまった時代でした。ビルギッタたちのように毛語録が バイブルだった学生も多かったのかもしれません。私でも一応「共産党宣言」は読んだくらいですから(すべて忘却の彼方たです,お恥ずかしい末路です)。ヒッピーはその別の現れ方だったのでしょうか。(しばし薄れてしまった記憶をたどりました)


マンケルは中国が好きだけれど、このようなかたちでの海外進出計画に反対してこの小説を書いたのではないか、と思いました。

中国の政策についての話がかなり長いのですが、小説は小説、サスペンス部分もしっかりあり、知りすぎたビルギッタが狙われるのですが、このあたりも面白かったです。

最後、全てかたがついて夏休み、3週間の休暇をとって一家が過ごすのは、ボーンホルム島!! 
ああ、あの素敵な島に三週間も、いいなあ。せめて一週間でもすごせればいいのに!! 

私には少し面倒な(難しい)ところもありましたが、読みでのある説でした。     

   

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