奈良・明日香(2006年11月)3日目ー1 長谷寺
2006年11月19日
今日は長谷寺、室生寺、赤目四十八滝をみて東京(私の場合は横浜)に帰ります。
今回の旅の目的は酒船石をみることでしたから、他の観光場所については気にしませんでしたが、長谷寺、室生寺コースに入っているのは嬉しかったです。どちらも一度は見ておくべきお寺ですから。むしろこちらが目的の方が多かったかもしれません。
長谷寺からです。
長谷寺 長谷寺便り|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺 (hasedera.or.jp)
初瀬山の中腹(もしかして長谷は初瀬からきたのでしょうか?)にあって春は牡丹のお花で有名なため 花のお寺、として知られています。でも今は秋ですから紅葉です。創建は8世紀前半と言われています。
バスを降りて少し商店街を歩くと石段
右の石段をあがります。
上がると 三門(仁王門)現在の建物は1894年の再建
はっきりしませんが両脇に仁王像が安置されています。
門の中央奥に少し見えていますが 屋根付き階段(登廊)があり、ここを上がって行きます。
1039年につくられたもので上、中、下 三つに分かれていて、上廊は1650年、下、中廊は1894年の再建によるものです。合計399段あるそうですが、当時はそれほど疲れなかったようなきもするのですが、、、。両脇は春には牡丹が美しいそうです。
信仰心のない者はびびってしまいます。物見遊山で来ては申し訳ない、と。
途中に紀貫之の歌碑がありました。(ここまでで5分)
紀貫之 人はいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
百人一首にある有名な歌です。
さらに上がって
10分足らずで上まで行けたようです。
本堂 相の間
本堂の舞台から眺めています。
登廊と仁王門が見えています。中央奥は 本坊
五重の塔がみえます。 これは 昭和になって建てられた新しい塔です。
弘法大師御影堂 1984年に建てられた新しい建物です。
五重塔の手前は本長谷寺 朱鳥元年(686)、天武天皇の病気平癒を祈願して僧・道明がお堂を建て、銅板法華説相図(どうばんほっけせっそうず)をおさめた所です。
本長谷寺
上には一切経蔵があります。
三重塔跡 1876年の落雷で焼失。
坂道をおりていきます。
写経殿
左の坂を下りると出口ですがまっすぐ行きます。
↓本坊への中雀門、 門奥に本坊が少しみえています。
寛文七年(1667)徳川将軍の寄進で建立されましたが、明治四十四年(1911)炎上。現在の堂宇は大正十三年(1924)に再建された。
一輪だけ牡丹が咲いていました。
振り返ると本堂がみえていました。なんとなく舞台も分かります。舞台の下に柱が見えています。
この時は気にもとめませんでしたが、懸造りです。
どういうわけか 本坊の写真はなくて、長谷寺の写真はこれでおしまいになっていました。
大まかな説明を受けての自由観光だったような気がします。写真の時刻から察するにバスを降りてからバス集合まで2時間だったようです。
室生寺は次回に
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