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2021年9月10日 (金)

映画「水を抱く女」

映画館で観たいけれどコロナが怖くて行けなかった映画「水を抱く女」がしばらく前にユーネクストに入りました。

今日はそれをみてみました。

水を抱く女映画『水を抱く女』オフィシャルサイト 2021年3/26公開 (ayapro.ne.jp)

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公式ホームぺージの紹介から
ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネ。彼女はアレクサンダー広場に隣接する小さなアパートで暮らし、博物館でガイドとして働いている。恋人のヨハネスが別の女性に心移りし、悲嘆にくれていたウンディーネの前に、愛情深い潜水作業員のクリストフが現れる。数奇な運命に導かれるように、惹かれ合うふたりだったが、次第にクリストフはウンディーネが何かから逃れようとしているような違和感を覚え始める。そのとき、彼女は自らの宿命に直面しなければならなかった・・・。

ウンディーネと言うのは水の精、本来魂はないが、人間の男性と結婚すると魂を得る、しかし男が裏切るとウンディーヌは男を殺さなければならない、そうしてウンディーヌは水にかえる、というものです。
ストーリーは公式ホームページでご覧いただくことにして、ここでは気になったことだけ書きます。
冒頭の恋人ヨハネスとの場面「別れるなら殺すことになるのよ」悲しむウンディ―ネ。 
彼女は ベルリンの博物館で模型を前に町の成り立ちについて説明をする仕事をしています。ベルリンは沼地の、という意味だと説明しています。水と関係があります。この映画は色々裏の意味があるようで、一筋縄ではいかないところがあります。というかへんに考えてしまいます。
なぜ、ベルリンでなければならなかったのか、ベルリンの壁が壊されてから、もう30年になるのですね。 「でも一つにまとめることはできません」と場所を変えて説明しています。
相容れない世界、土の上と水の中の暗示でしょうか?

ヨハネスを探しに来たウンディ―ネがクリストフとカフェで会う場面、なぜか大きな水槽が割れて二人は倒れ水浸しになります。これも象徴的です。海に打ち上げられた二人、とか?人魚姫もウンディ―ネの一形態。
魚の泳ぐ水槽に不はいっていた似合いな潜水夫の人形。
クリストフを救うためには自分の運命に従うほかないと、ヨハネスの家を訪ねるウンディーヌ。
クリストフのためには自分が運命に従って行動し、水に戻る以外はないのです。
バッハの「チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV974」の第2楽章「アダージョ」をピアノで弾いた音楽が全編を通してながれているのですが、悲しみをたたえた美しい旋律がウンディーヌの切ない気持ちにあっていてすてきでした。
夜の湖(ダムかもしれません)非常に美しかったです。
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青がおおく、水の場面など特に美しく神秘的で素敵な映画でした。
脳死状態から回復したクリストフがウンディーネを探してカフェに行くと水槽が新しくなっていて、中には潜水夫ではなくモアイの顔が二つはいっていました。水に沈んだヨハネスとウンディ―ネでしょうか?
湖(ダム?)の中にウンディーネの文字とハートマークがありました。これの意味は?
私はこういうことは何度も繰り返されていて(男と女のドラマですから、そうして宿命でなくても 相手を殺すほどの恋というものもあるはず)クリストフのようにウンディーネを探しに来た人が書いたのでは?考えてみましたが、本当はどうなのでしょうか?

謎めいたところがあるのもまたすてきです。
気に入りました、この映画。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

kikuko様
ユーネクストは最近表示方法をかえて、 おかしな映画が すぐにはでてこないようになったので、 ホッとしています。(注文をつける機会があるごとに 女性がみて 気分の悪くなるような映画は 別枠にしてほしい、 と書いてきました)
ペッツオルト監督の次の作品公開されたらみたいですね。
私は今 「未来を乗り換えた男」を観終わったところです。なんだか不思議な感じの映画でした。

 ベッツォルト監督は、3部作を予定していて、「水を抱く女」はその第一作目、第二作は火をモチーフに考えているそうです。宮崎駿監督の作品がお好きで、、娘さんは毎年のようにジブリ美術館に行って、お土産を買ってこられたというお話を聞いて、歩いていける場所なのに一度も行っていないのを反省しました。モアイ像についてずっと考えていますが、謎は解けません。巨大ナマズや水中の文字はなんとなくわかるのですが。

 ご紹介の2作、週末に観てみます。

aiai様
映画館の大画面でご覧になれてよかったですね。
特に景色は大きい画面の方が見ごたえがありますよね
私はまだまだ怖くて映画館にいけません。
特に、いい映画を周回遅れで上映する映画館の場所がちょっと?というところなのでこのご時世行きにくいのです。 そういうわけでもっぱらユーネクストです。

映画館の大きな画面で観たので、湖面の美しさが殊の外綺麗でした。水の精ウンディーネの愛は
裏切った男は殺さなけらばならない運命なのですね。であるからこそ激しい愛だったのかと思いました。謎に包まれたストーリーですが、余韻がありました。嫌いではないです。バッハの曲が美しく悲しく耳に残りました。

aiai様
 「水を抱く女」まだ劇場でやっているのですね。いかがでしたか?
イースター蜂起、郵便局を 本部においたのですよね。 一昨年、ダブリンに行ったとき 郵便局にも入ってみました。 映画「マイケル・コリンズ」にもイースター蜂起はでてきますよね。
ネットフリックスのこのドラマには気が付かないうちに解約してしまいました。
またそのうち契約してみてみることにします。
私はユーネクストにはいっていて、これは 新作が早ければ 半年後にはみられます。(全てというわけではありませんが) それで「水を抱く女」もみたというわけです。 
 

この映画、近くの歩いて行ける名画座で今掛かっているので、今日の午後行く予定です。「東ベルリンから来た女」は、以前観てとても好きな映画です。ykさま、netflixに「リベリオン」というオリジナルのドラマがあります。ご覧になりましたか?特に新しいエピソードが得られるのではないですが、アイルランドイースター蜂起のころから1920年頃のドラマです。エピソード1と2で、10話あるので少し長かったです。ykさまは詳しくご存じなので、目新しさはないと思いますが。

kikuko様
 ペッツオルト監督と ニーナ・ホス 主演の映画は「あの日のように抱きしめて」を見ました。
パウラ・べーアが出る映画では「婚約者の友人」を見ました。
うれしいことに ユーネクストでは ペッツオルト監督の「未来を乗り換えた男」がはいっているので、見ようと思っています。
パウラ・べーアが出ている「ある画家の数奇な運命」というのも はいっているので見るつもりです。
ユーネクストとはヤクザものや 成人映画等もはいっていてタイトルをみるだけで ぞっとするものもあります。
劇場映画全て入っているわけでなくて不満なのですが、(特に日本映画)ネットフリックスよりは多いかもしれません。
ネットフリックスは 「時の面影」 のようにオリジナル作品があるのがいいですね。
そういえば「愛の不時着」もオリジナルだったような気がしますが。
「混乱のベルリン」は 4話で ダウンしました。
それにしても家でテレビの前に座っているのでなく、旅に出たいですね。

 4月にこの映画を観たのを最後に映画館には行っておりません。昨日、探し物のついでに朝日新聞に載った映画評の切り抜きを捨てたところでした。ペッツオルト監督の映画は「東ベルリンから来た女」以来でしたが、もっと観てみたいと思っています。謎めいた要素の多い、魅力にとんだ映画ですね。

 感染者の数が減ってきたとはいえ、先行き不透明で気が晴れません。ああ、旅がしたい! このまま朽ちたくないと焦ります。

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