最近のトラックバック

2026年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 京都 2日目ー3 桂離宮 | トップページ | 京都 3日目―1 大徳寺(龍源院・瑞峯院) »

2022年11月 4日 (金)

京都 2日目―4 桂離宮 続き

松琴亭を出て中島に向かうところです。飛び石伝いに進んでいくと灯籠が。
↓竿に膨らみはないですが、ネット情報によるとこれも織部灯籠だそうです。

22110301

橋の下を船がくぐれるように反り橋になっています。随分細い木材で支えられているのですね。

22110302
土橋の幅はどこもこの程度だったでしょうか。カーブはもう少しきついところもありました。

22110303

橋を渡ると山道です。見かけはもっと急で一瞬たじろぎました。(15:33 )

22110306

同じ段差でも普通の階段はすぐ一段一段あがりますが、ここは敷石の間隔があるので一足を大きく伸ばさばければならなくて 登り苦手の短足人間としてはあがりにくかったです。表面も真っ平ではないのでバランスを崩さないようにする必要があります。

22110304

妃殿下方はお着物で大丈夫だったのでしょうか?22110305

手すり無しなのでちょっと怖かったですが、ゆっくりゆっくりナントカ息を切らさず上がれました。

賞花亭の手前の灯籠。これは右側手前から撮るべきでした。そこに三角の穴が二つ空いているはずで灯をつけると蛍が飛んでいるように見えるので水蛍灯籠、というのですから。

22110307

賞花亭前からの眺め。向こうは月波楼。

22110308

賞花亭、苑内でもっとも高いところにある茶屋風の消夏のための小亭。
茅葺切妻屋根に皮付きの柱を用いています。(15:37)

22110309

連子窓からの眺めが深山幽谷をおもわせる、と説明されました。

22110310
人物を消したのでおかしな写真になっています。
中のたたき(ところどころ小石が散っている)についても説明されたのですが、忘れてしまいました。

22110311

手水鉢 五輪塔の水綸を転用

22110410

歩き始めます。(15:39)
22110401

汀の線も美しいです。

22110402

日月が刳りぬかれた灯籠。これも織部灯籠。このようにここでは殆どが台座無しで直接竿が地中に埋め込まれているものでした。

22110403
おりて土橋のたもとから二つの中島を眺めています。(15:40)
ここからは180度見渡せて、ため息の出るほど美しい眺めでした。
晴れていて本当に良かった、と思いました。

22110404

どちらを向いても美しい。

22110405

22110406

園林堂
本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。今は安置されているものはありません。扁額は後水尾天皇の宸筆。

22110408

霰こぼしに四角い切り石を配しています。

22110409

園林堂から土橋をわたっていくと
雪見灯篭 向こうはこれから行く笑意軒です。

22110411

笑意軒の前です。(15:45)向こうに園林堂が見えています。あの土橋を渡ってきました。

22110412

笑意軒 

名前は「問余何栖碧山 而不答心自閑」(余に問ふ何の意ありて碧山に栖むと。笑ひて答えず心自ら閑かなり)に由来するそうです。
切石を直線的にたたんだ人工的な汀線に面した田舎家風の茶室です。茅葺寄せ棟造りの屋根に杮葺きの廂を付けた間口の長い建物。縁側のある口の間の腰高障子の上に横並びに六つの丸い下地窓を設けているが、下地の組み合わせをそれぞれ変えてあります。「笑意軒」の扁額は曼殊院良恕法親王の筆。内部は襖で区切られるが天井は繋がっていて室内を広く見せる工夫がされています。
下の船着き場に降りていく階段が見えます。

22110413
上写真左端には、火袋に蓋をのせただけという珍しい三光灯籠

明り取りが日、月、星を表しています。

22110415

丸窓の格子がそれぞれ少しずつ違っています。
22110416

口の間東側の杉戸外面の引手は矢羽根形
22110417

こちらの引手は櫂の形 ところどころ絵が残っています。
22110418
中の間は2間の間口一杯に窓を設けて外が見られるようにしてあります。このため向こうの農地を買い取ったということで、わかりにくいですが稲が実っています。
腰壁は横に細長いですが、その中央部分を平行四辺形に区切って金箔を張り、左右の直角三角形のスペースには市松文様の天鵞絨(ビロード)を張っています。この腰壁が現在のようなデザインになったのは、八条宮7代目の家仁親王が修理を加えた時からで、当初は腰壁全面にビロードが張られていたそうです。
私はデザインについても詳しくないのですが、青白の市松模様といい、江戸時代にも幾何学的で斬新な模様があったのですね。
22110419
お隣の部屋
22110420


22110421

建物の前の敷石は「草の延段」

22110422

延段には真、行、草があります。これはお習字でいう楷書、行書、草書にあたるもので「真」は切石だけ「行」は切石と自然石のミックス「草」は自然石だけでできているものです。「行の延段」は外腰掛の前にありました。

おりて書院前を通り、月波楼に向かいます。 
残念なことに2025年まで中書院・古書院は屋根の修理中。左に見えているのは新御殿 

22110423

頂いたパンフレットの表紙から 被いがなければこう見えるはずです。

22110424

書院の手前、池に降りるところ

22110425

向こうは 中島

22110426
池には中島があって水路がせばまるところがあるせいか、奥行が感じられます。

22110427

こんなに多くの松の木をきれいに形を整えておくのって大変でしょうね。

月波楼(15:58)
少し高い所に建っています。正面中央が土間。月を見るのによい位置で、土間の右手の部屋は池を眺めて見晴らしがよく、土間の奥の座敷から北を見ると池は隠れて見えない趣向。化粧屋根裏の竹の垂木が船の底のような形に組んであります。

(これまで書いてきた建物についての説明は全ていただいたパンフレットを参考にしています)

人が入っている写真しかないので少し小さく

22110430

22110431

22110432

船底天井 額の絵は正体不明(説明があったのかもしれませんが)私は足が遅いのでいつも最後尾くらいで説明の聞き逃しが多いです。

22110433

ここからは池越しに松琴亭が遠望できます。よくわかるように襖を青白の市松模様にしたとか。(本当は遠望で手前に広く池面があるのですが、松琴亭の正面がよく分かるよう建物だけを拡大しました)

22110434

22110435

すこしだけ 真の延段がありました。

22110436

これで見学コースはおしまい。もとの場所に戻ってきました。
最初に見た 
住吉の松 

22110429

16:05 見学終了です。出口のところにも土橋がありました。
あまり注意をはらいませんでしたが、垣根も色々な種類がありました。

22110428

歩みを進めると次々現れる景色の素晴らしいこと!色々な灯籠等、足元の飛び石、延段も美しい。もう感動の連続です。

1時間の見学でしたが、一気に観てしまうのは惜しいとおもいました。

桂離宮は最高です。季節を変えて又来たいです。

1時間も歩いたのに(少し座れる場所もありましたが)全く疲れを覚えませんでした。我ながら感心してしまいました。
そうはいっても帰りはタクシーに乗ることにして説明係の方にお願いすると番号を書いてきてくださいました。

タクシーで桂駅に戻り、阪急京都線で河原町へ。高島屋前です。なんと乗車時間は10分、意外に近いです。絶対再訪です。

今日の夕食はお弁当、ということにして10日くらい前に電話で菱岩に注文してあります。四条河原町からは徒歩10分くらい。
私はまっすぐホテルに戻ることにして主人が受け取りにいくことにしました。
その前にお菓子の永楽屋で少しお買い物。さすがくたびれてノロノロ歩きでホテルに向かいました。

17:15 ホテルに戻り、フロント近くの飲み物コーナーから緑茶のティーバッグと紙コップをもらってきて湯沸かしにお水をいれて待ちました。

お酒の小瓶も買ってきています。
お弁当は特大(松)・大(花)・中(月)・小(梅)(これら以外もあります)とありますが伊勢丹地下で扱っているのは花だけ、お店受け取りならどれでも注文できます。
去年は花。二つでは多いので一つに鯖寿司をプラスしましたが、今年はお店受け取りなので月を二つにしました。

17:50 早めですが頂きます。 

22110438

22110439

美味しかったです!特にだし巻き卵が美味しい。主人は完食。私はごはんは殆ど残しました。
家から林檎を持ってきていてもう完璧。

(13245歩)

« 京都 2日目ー3 桂離宮 | トップページ | 京都 3日目―1 大徳寺(龍源院・瑞峯院) »

2022年秋 京都の旅」カテゴリの記事

コメント

kikuko様
山道、私は上りが苦手なので心配でしたが、ほかの方は皆さんお若い方々で普通にあがっていらっしゃいました。でも注意は必要だと思います。
桂離宮見学は入ると引き返すことができないし、迂回路もないのがつらいところかもしれません。
ともかくお天気です。
私の場合は幸いにも前日の雨も、見学が夕方でしたから乾いていてすべるようなことはありませんでした。
いらっしゃる日、 晴れて暖かい日であることをお祈りいたしております。

この名園を最後にとっておいてよかったと思う反面、山道が次の恐怖になってきました。橋から落ちた方もいらっしゃるそうですね。美しい写真をたくさんUPしてくださったので、ひたすら目に焼き付けてこようと思います。(行けたらの話ですけど)10月は空きが4人という日時を選んで応募したら、3日ほどたって、定員オーバーで抽選に外れたというメールがきました。
 重森三玲の襖のデザインの源がわかりました。お土産は買わない主義ですが、青と白のストラップは欲しいです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 京都 2日目ー3 桂離宮 | トップページ | 京都 3日目―1 大徳寺(龍源院・瑞峯院) »