奥志賀へ 2 善光寺~ホテル
美術館を出るとすぐ善光寺です。長野で善光寺、はあまりにもベタですが、美術館のお隣ですから、ご挨拶です。
善光寺へは一度来た、というより立ち寄ったことがあります。
学生時代 今もあるのかどうか学生村、というものがありました。信州など各地に学生を長期間、安く民家にとめてくださる村があったのです。食事は(公民館みたいなところだったような)集まって全員でいただきます。
大学4年の時、卒論を書くため、と称してそういう村の一つ、鬼無里村の学生村に友人と滞在したことがあります。その後、水芭蕉の群生地があることで鬼無里も少し知られるようになった場所ですが、当時はただ、面白い名前の村、というだけでした。長野からかなり山奥に入ったところです。
その帰りに折角だから、とこのお寺に寄りました。行ったという記憶だけです。
牛ではなく、今回は絵に引かれての善光寺参りです。
一茶などの句碑があるところを通り、本堂堂を迂回して、授与所(つまりは土産物屋)で一応お守りを買って、山門から仲見世通り、仁王門のところでタクシーを拾って駅へ向かいました(来た時のタクシーの運転手さんにあらかじめタクシーの拾える場所を聞いておきました)。
お参りというより通り抜けただけです。それに順路が逆です。でもこの方が下りですから体にはやさしいです。
善光寺
特に前もって調べては行きませんでした。
1400年の歴史を持つお寺だそうですが草創期のことはよくわからないそうです。無宗派のお寺というのも珍しい気がします。
通っただけで中に入ったりはしませんでした。帰ってお寺のホームページを見てしっかり中もみておけばよかった、とおもいましたが、まあ、またの機会、ということで外観写真のみです。
句碑
春風や 牛に惹かれて 善光寺 開帳に 逢ふや 雀も親子連 一茶
生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉 漱石
本堂 (国宝)1707年建立
鐘楼
経蔵(重油文化財)1759年建立
中に八角形の輪蔵があるそうです。そばまではいきませんでしたが、入場料を払えば入ることはできるようです。
山門 1750年建立
山門の前に大香炉
六地蔵
仲見世通り 奥が仁王門
仁王門の右手前にタクシー乗り場。ここで客待ちのタクシーにすぐ乗ることができて駅へ(帰りは 1700円)
駅には13:45に着きました。もう少しゆっくりすればよかった!
MIDORIビルでお土産物の下見をして時間をつぶしました。
ホテルからのお迎えシャトルにのせていただくためには新幹線改札口前に14:30にはいる必要があります。
お一人見えない、とかでしばらく待ちましたが、電話をしてもお出にならないようで、出発することになりました。もう一組のご夫婦と4人でした。
13:38出発。市街地を抜けてしばらくすると千曲川を左に見ながら走りました。
だんだん上っていきます。
志賀高原、発哺には大学の山小屋がありましたし、子供たちが通った幼稚園は某女子大付属でその大学も寮をもっていましたので、数組の母子連れで遊びに行ったこともあり、懐かしい場所です。
もう50年いや60年近く前、湯田中まで列車で行き、そこからはバスだったような気がします。丸池とかいくつか池のあるあたり、食堂が一軒あるだけで何もなかったのに今はホテルが沢山建って、とても賑やかで昔の山の中、という雰囲気は全くありません。
学生時代はゴンドラに乗って上の方へ行ったり、ひたすら歩いて池巡りをしたり、ああ懐かしい。
15:42 ここも団体客がリュックをしょって列をなして歩いていました。
手摺が曲がっているのは雪の重みによるものだそうです。
蓮池あたりを過ぎるともう本当に山の中、
16:00少し過ぎにホテル到着
グランフェニックス奥志賀(この写真は翌日撮ったもの)
三階の角部屋です。私はお籠りして本を読んで過ごすつもりなので、目を上げれば山が見えるようにちょっと贅沢して二方向に窓のある角部屋を選びました。
しっかりリビングスペースがあるのがいいです。ここで本を読んで過ごすつもりです。
ベランダからの眺め。
奥志賀、とはよく言ったもの。ずいぶん奥地に分け入ってきたな、というか感じでしたが、今はここまで来ないと高原の静けさ、爽やかさは味わえないでしょう。
お茶を入れて一息ついて、
夕食は18:30にお願いしてありますので、その間に、と主人は大浴場(ここは温泉ではない)に行きました。
私は読書
18:30 レストランへ (一応お着換えはして、パンプスも持ってきています)
私は小食でコースは重過ぎるのでアラカルト、主人はエコノミーコース(肉か魚のどちらかを選択)
私は前菜とパスタとデザートを注文。
主人はメインはお魚にするのでワインは久しぶりにシャブリ。これがすっきり軽めで美味しかったのです!
前菜 普通に単品で注文すると二人分の分量だそうですが、半分(コースと同じ分量)にしていただけました。
私は手長海老のパスタ
主人のコースのパスタ
魚料理
デザート
私のは 写真撮り忘れ、杏子タルトにブドウがついていました。
コーヒー、紅茶 カップがクラッシックでいい。
20時頃お部屋に戻りました。レストランは二階で出たすぐに階段があり、そこをあがるとお部屋はすぐです。
手摺も素敵です。
少し飲んだので45分くらいたってからお部屋のお風呂。このお部屋は洗面室の奥にトイレ、横にお風呂、でもちろんそれぞれドア付きですから、入浴中にもう一人が洗面台を使うことができます。
22:00頃 寝ました。 (9256歩)
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