修善寺へ
体力に自信が無くなり、遠出はあきらめております。
でもどこかへでかけて気分転換を図りたい、と思いついた場所が修善寺です。
子供が小さい頃、伊豆でも下田へは何度かほかにも伊豆高原や西海岸にも行きましたが、修善寺はまだ行ったことがなかったのです。
修善寺を思いついたのは、昔サスペンスドラマの舞台になったことを思い出したからかもしれません。それに「鎌倉殿の十三人」にも出てきました。
ホテルを調べると、漱石も泊まったことがある、という老舗旅館「菊屋」がありました!ここにしましょう。天気予報を見定めながら、この旅館を予約しました。共立リゾートというホテルグループに入っているようでした。
行き方も本数は少ないのですが、踊り子号に修善寺行があることが分かり、乗り換えなしで楽に行けそうです。
念のために特急券は前々日に買っておきました。
一泊となると、支度は殆ど必要がありません。旅館ですから、お食事用にヒール持っていく必要はないでしょう。出かける前に下着の変え程度をトートバッグに入れるだけです。
旅館直接予約ですから特典としてアーリーチェックイン、レイトチェックアウトで、14:00に入ることができます。
11月1日(水)
大船 12:37→修善寺14:06 に乗ります。
11:30前に家を出ました。早すぎて大船駅で30分も待つことになりました。
大船駅で電車を降りるのは35年ぶりくらいでしょうか。様変わりにびっくりしました。昔はホームがあるだけだったのが、改札を出ない中にお店がいっぱい入っています。そこを少しのぞいて時間をつぶしました。
特別、鼻が長いとか特徴のある電車ではありません。でも内部も新しくて気持ちが良かったです。前もって切符を買う必要はないほどガラガラでした。

座ると早速お弁当を広げました。鯵の押しずしはみつからなくて、いつもの崎陽軒です(横浜は崎陽軒なのです)。
お弁当秋、と神奈川味わい弁当、どちらもひとつずつしかありませんでした。特に美味というわけではありませんが、なじんだお味です。
弁当秋

定刻より少し遅れて修善寺駅着。タクシーでホテルへ
14:25頃 菊屋到着

帳場(フロントではない!)であれこれ記入や説明を受けます。ここは川の上です。
温泉街はこの桂川をはさんで両岸に旅館・ホテルなどが建ち並んでいるようです。

流れの上にかかっている細いつり橋、あれを渡ってお部屋に行きます。私たちが予約したのは水の語り部、という名前のついた新館で他のお部屋とは川を隔てて反対側です。
帳場から幅広い廊下を行きエレベーターで地下一階に降りつり橋(施錠されていて水の語り部の人しか渡れない)を渡ると向かいの棟の1階、

延々と廊下を進んでエレベーターで2階に上がりまた曲がり曲がり進んでやっとお部屋(202)に到着。5分はかかったと思います。

↓ 案内板 右の方ににつり橋(上の案内時とは左右が逆)

つり橋を渡るときだけでなく途中でも(お部屋がない部分は橋のようになっている)渓流が眺められて遠くてもこの景色がみられるのは嬉しいことでした。
ここの3階から通りに出られます(案内板、3階にみえにくいですが、矢印があるところが玄関、滞在者専用の暗証番号で開きます。3階とはいっても外の通りからすると1階です)。いちいち玄関に戻るのは面倒ですから靴を持っていきました(館内はスリッパ)。
お部屋は入ると廊下の右側が洋服掛け、お手洗い、洗面所、シャワールーム。左側が寝室、奥がリビングです。
入り口 桟のあるところが洋服掛け

リビング 奥に半露天風呂(温泉)
予備ベッドでしょうか。横に椅子もあるのですが、私はもっぱらここに腰かけていました。
真新しいお部屋です。障子の向こうにお風呂が見えています。

向こうが寝室 丸窓は襖で閉じられます。

桟はスライドして閉じることができます。川が横に見えています。

置かれていたお菓子(黒まんじゅう、ここの名物らしい)をいただいて一休みして15:20頃から小観光に出かけました。
とりあえず今日は宿に着いたところまでにします。
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kikuko様
あちこちおでかけでいらっしゃいますから、修善寺もいらっしゃたことはおありのはずと思っておりました。修善寺でお宿といえば、菊屋さんですしね。歯ブラシなどは共立リゾートの袋でした。
もう少し敷居の高いお宿かとおもっていましたが、幼児を連れた方も何組かいらして、お食事時が、、、。
泊まった水の語り部、は平成3年に出来た建物でまだ木の香も新しいものでした。お部屋までが遠いのが難点ですが、途中の渓流の眺めが素晴らしかったです。 これが一番のごちそうでした。
腰痛、おつらいでしょうね。 早くよくなられることを祈っております。
投稿: yk | 2023年11月 4日 (土) 23時24分
まあ、懐かしい! 高校時代のクラブ活動仲間十数人で2007年10月31日に参りました。幹事を押し付けられて、あれこれ悩んだすえ宿泊先に選んだ思い出の場所です。顧問だった旧師は今年の5月と9月に亡くなられて、過ぎし日のことを偲んでおりました。
当時は本館だけだったような気がします。アルバムを引っ張り出すと、外観とお饅頭は変わっていません。共立リゾートは箱根の「水の音」しか存じませんが、いい思いをさせていただきました。老舗の旅館がどんどん大手に経営を譲っていて、長年、定宿にしていた伊東の宿は星野グループの傘下に入ったとたん、すっかり変わり果てて、二度と行く気がしなくなりました。
菊屋さんは、また行きたいと思っておりましたので、続編が楽しみです。
このところ腰痛が出て、次の旅はキャンセルかもしれません。行けるときに行っておかないとと少し焦ります。
投稿: kikuko | 2023年11月 4日 (土) 18時42分