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2023年12月 9日 (土)

湯河原へ 2日目ー1

12月4日(月)

寝心地はよかったのですが、4時すぎに目が覚めた後はもう一度熟睡ということはなく、うとうとした程度で6時半に起きました。
主人は今度は大浴場の温泉につかりに行きました。

身支度をして7時半に朝食。
洋食と和食が選べるのですが、今日は洋食。レストランでアメリカンブレックファーストのはずが人数が多かったせいかボールルームでビュッフェになっていました。
セットメニューの方がラクでいいのですが、小食の私は量の加減できるビュッフェの方が心理的には楽です。
6人で大きなテーブルを囲みました。

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手前のお皿の上左、三島コロッケです。どんなものかととってみたのですが、単にじゃがいもだけのコロッケでした。おいしかったですけれど。上は部厚いけれど小さいフレンチトーストです。しっかり卵液につけてあったようで中まで柔らかくておいしかったです。

ゆっくり1時間くらい時間をかけてお食事をしてお部屋に戻りました。
今日はモア美術館に行く予定です。しかしパソコンでお仕事をする人もいるし、ワンちゃんのこともあるのでそれぞれ自由に回ることにしました。

お部屋に戻って私は読書。

主人は 駅近くの五所神社を見に行きました.大楠が有名らしいです。
帰りに撮ったホテル前の景色

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不動滝 これくらい見にいけばよかった!

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11時に娘たちと車で熱海のモア美術館へ。
車だと上の入り口に着きます。2月末に来たばかりなので、この前見なかったものを中心に見て行きました。常設展でも展示替えがあるようでこの前あった、と思うものがなく、この前なかったものもあったりしました。

上の入口そばで
空心塼 中国 前漢時代 前2世紀から前1世紀

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とは中国で焼成される立方体または直方体のレンガのこと
また
塼仏(せんぶつ)とは、粘土を凹型につめて成形し、脱型後に焼成して金泥や箔で装飾した浮彫タイル状仏像のこと
唐代に多くつくられたそうですが、これはずっと古いです。
こういうレリーフって大好き

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下三段、中国古代には 四神といって、青龍、白虎、朱雀、玄武(亀と蛇の合体)が墓の内部などに描かれました。ここでは(下段に人物が彫られていますが)三種類しかないのですが、それを想起しました。でも二段目など、人が乗っていて後から変な動物が迫ってきている。三段目は蛇と亀より虎(うっすら縞が見える)と合体しているように見えます。
どういう意味なのでしょう。興味深いです。

能舞台 これも前回みていません。

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常設展

今回は尾形光琳、弟の乾山のものが多く展示されていました。海北友松はありませんでした。

尾形光琳 虎図屏風 18世紀

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画面からはみだしています。四肢は立派だけれど。顔は怖くないというかむしろかわいい!
足先、爪だか指だか。

色絵若松椿紋枡鉢 尾形乾山 18世紀

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見込みの深い大型の枡鉢で、素地は仁清作品の素地に似た温雅な色調で内外に、紅白の椿と若松の枝が描かれている。
底裏に「紹弁好み 乾山製 省(花押)」の款記がある。水差しとしても用いられ、黒塗りの蓋がついている。 

絖地秋草模様小袖 伝尾形光琳 17,8世紀

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色絵紅葉香合 尾形乾山 18世紀

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秋草図屏風 伝尾形光琳

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優しい感じのする屏風で紅白梅図とはずいぶん雰囲気が違うな、と思いました。

特別展は 「第十三代三輪求雪 茶の湯の造形」でした。
陶芸展です。

十三代三輪休雪は、山口県萩市に江戸時代初期から続く萩焼窯元の名家に生まれました。青年期にはアメリカに留学して現代アートを学びました。アメリカで大陸ならではの大自然のエネルギーを体感し、帰国後の活動における基盤となりました。十三代が手がける茶碗シリーズ「エル キャピタン」には、大自然のエネルギーが表出しており、伝統の「休雪白」と相まって独自の造形を生んでいます。
本展は、十三代休雪の茶碗を中心に花活、水指などを展示し、日本美術界の第一線で活躍する千住博、杉本博司、室瀬和美の作品並びに南宋時代の墨蹟等を取り合わせます。現代と過去、現代と現代との交錯から生まれる美的展示空間と和敬清寂の世界をご鑑賞ください。

 千住博のザ・フォールをバックに
花冠 銘 宝船 2012年

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お茶のお茶碗らしいのですが、飲みにくそう。

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無準師範「帰雲」二大字 中国 南宋時代 13世紀 重要文化財

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撫準師範は南宋時代の高僧で、東福寺開山の円爾弁円は日本より留学し、その法を継いだ。東福寺には、円爾に送られた、撫準の額字などが伝存しており、この墨蹟も同時期に日本にもたらせられたとかんがえられる。

しばらくそれぞれ一緒になったり離れたりしているうちに別にホテルを出た息子たちと連絡が付いて12:25頃ヘンリー・ムーアの「王と王妃」像の所で会いました。

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会いたかった!二人でいてなお孤独の翳を感じさせられて惹かれるのです。

6人で写真を撮りあい、集合写真もそばにいた方にお願いして撮りました。
10分ほど一緒にいて、ここで娘夫婦とはわかれることにしました。
さくらちゃんが車で待っています。旦那様はパソコンで電話会議だそうです。平日なので 、、、申し訳ないです。

あの大階段をあがりました。息が切れましたが、途中から引き返すわけにはいかず頑張りました。

入り口ドア内側

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入口は、人間国宝の室瀬和美が手掛けた漆塗の大扉です。朱漆と黒漆のコントラストは現代美術作家・杉本博司のデザインで、 桃山時代に流行した「片身替」をイメージしています。

和美のサインを前回撮り忘れていたので。足まで写ってしまいました。

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12:45 おひるなので、四人で「茶の庭」のおそばやさんへ。
名前を書いてしばらく待ちます。
その間に今回は見ようと思っていた片桐門を見に行きました。

片桐門
片桐且元は現在、大河にも登場しています。

賤ヶ岳七本槍の一人、片桐且元は豊臣家の重臣として諸職を歴任したが天正十八年(1590年)奈良 薬師寺の普請奉行をつとめた。
この大門はその折の宿舎の正門で奉行職の且元は馬上のまゝ出入りしたと伝えられる その後 奈良慈光院にうつされ 昭和十六年 神奈川県大磯町の三井家別邸内に移築されていた。

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名前を書いて待って、やっと30分くらいたってありつけました。ただのざるそばです。

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13:45 頃たべおわったでしょうか?

実は今日はもう一つ心躍るイベントがあるのです。
何日か前、十数年振りで熱海在住の大学時代の友人からお電話。大きな病気をなさったそう。それで友達に会っておきたくなった、というのです。それでいい機会だからと今日会うことにしているのです。老いさらばえた姿であいたくはないのですが女同士、まあそこは考えないことにして。 

14時にカフェということにしてありますので三人とは分かれました。彼らは茶の庭にある光琳屋敷にいったそうです(私も次回には行きましょう)。

14時少し過ぎ、彼女がやってきました。彼女の方が気が付いてくれたのです。こんなに変わってもやはりわかるのでしょうか。彼女は髪が白くなった程度で変わりません。すっと背筋が伸びてさっそうとしています。
食事をしたばかりでおなかはすいていないし、カフェは光が入りすぎてまぶしいので、上の階のロビーに行きました。

近況やらなにやら。この年になるとやはり体のことも。そうして五匹もいる犬の話など、、、1時間半くらいしたころ、主人がやって来て彼女は主人と話し始めました(彼女はずっと仕事をしているので分野は違っても話が合うところはあるようでした)

非常に広い空間なのに展示物が無いせいか(杉本博司の海の絵が一枚壁にあるだけ)皆さん通り過ぎるだけ。長く座っていても迷惑ではなさそうでした。

このロビーのソファの足が透明度の高い光学ガラスでできていることを前回は知らなかったのですが、帰って美術館のパンフレットで知って今回のチェックポイントに入れていました。

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息子夫婦もとおりがかりました。
あとで息子夫婦からもらった写真。
これはお嫁さんが撮ったもの(写真は得意なようです。私のとは大違い。すてきです)
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これは息子、もぐりこむようにして撮っています。

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息子は建築が専門です。ここは初めてだそうで建物そのものを丁寧に見て回ったようです。
感想を聞くと「展示スペースは高透過ガラスと計算しつくされた照明により素晴らしい。ロビーへのエントランス、展示室のフレーミングがとてもよい」と言っていました。

話しているうちに16時を知らせる音楽が聞こえてきました。出ろ!という合図のようです。名残惜しかったのですが「またいつか」とお別れしました。

見ると16:13のバスがあります。 降りて通路を通って(これも息子の撮った写真)

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長い長いエスカレーターを下りてぎりぎりバスに間に合いました。 息子たちは来ません。

湯河原の駅について間もなくタクシーで二人もやってきました。駅横のお店で主人はこの前修善寺で買って美味しかった「わさびドレッシング」をみつけてお土産分も含めて買い込んでいました。

長くなってきましたので、ここで一度切ります。(色をかえてあるところはパンフレットや立札の説明を丸写し したものです) 

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コメント

kikuko様 あのロビー、前回は「わー、海が見える!」 で専ら海を眺めていましたが、 かえってパンフレットを読んで今回はじっくり見ました。
あれだけの空間、贅沢ですよね。ガラス足の椅子と壁に一枚だけ絵。でも空間として計算しつくされているように思いました。展示物が無いからか単なる通路として皆さん通り過ぎるだけでした。
何かの時にはレセプションのために使われることもあるのかしら? とも考えました。
眼下にMooreの「王と王妃」の像、向こうに相模湾。 いつまでも座っていたくなる場所です。
 エスカレーターの下りは (手摺に触れたくないので)しばらく立ち止まって、十分注意しなければ足を踏み出せません。おみ足が少しでも気になる方にとってはご心配なのはよくわかります。 あそこは傾斜地の関係かエレベーターが無いのが難点です。
秋草図は 杜若や紅白梅図の大胆な構図とは違っていて、あらっ、と思いました。

 MOA美術館は何度も行っているのに、海の見える美しいロビーがあることに気が付きませんでした。光琳の秋草の絵が素敵ですね。箱根の岡田美術館の「菊図屏風」も見事だと思いましたが、儚げな風情に惹かれます。
 ご家族がそれぞれハイレベルでいらして、うっとりします。

 あの長いエスカレーターの下りが苦手で、帰りは庭園から歩いてバス停まで行っています。元気だとおっしゃっていただきますが、右足の痺れがだんだんひどくなって不自由な場面もあります。

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