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2023年12月13日 (水)

『散華』 杉本苑子著

次の大河は?紫式部ですね、平安時代よりもっと古い時代に関心が向いているのですが、このあたりで平安時代もいいかな? と紫式部について書かれている本を読んでみることにしました。同時に届いたポー・シリーズの次作より、温泉旅行にもっていくのに向いていそうです。 
車中、宿でそうして帰ってから、と読み続けました。

散華』 杉本園子著 中公文庫

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カバー裏の紹介から
藤原氏の一門ながら無欲恬淡な漢学者の娘として生まれた小市は、幼い頃から和歌や漢籍を学び並はずれた才能を発揮した。姉弟や叔母と暮らすなかで、疫病の流行や治安悪化、勢力抗争に明け暮れる人々の浮き沈みを犀利なまなざしで見つめながら、自らの生きる道を模索していく。
下巻
三年に満たぬ結婚生活の末、夫と死別し、胸に穴があいてしまった小市は、清少納言、和泉式部らの、文才、歌才に心うたれる。そして自らも生き身の証を求めて、恋愛譚であり政治小説の要素も濃くもった『源氏物語』の執筆に没頭していく。中宮彰子への出仕を経て、「宇治十条」を書き終え、物語を完結させた三十代から晩年を書く。

紫式部という人については、殆ど分かっていないらしいです。しかし当時の政治、公家社会の実情を知るための資料には事欠かないので、それらを参考にして当時の閉塞状況の中、受領層の娘として、妻としてどう感じ、どう生きてきたかを著者は書きたかったそうです。
著者自身が作家なので、書く気持ちについて思いを巡らすところはご自身のことが描かれているのではないかと思いながら読みました。(物語のつくり手は自分自身を虚構のかげへとかしこんでいく、と著者はあとがきに書いています)

古典は高校時代に習っただけでその後まったく触れる機会はありませんでした。それで読みながら蜻蛉日記が少し前、清少納言や和泉式部がほぼ同世代、あらためて女流の時代だったと気づかされました。
平安時代というと、百人一首の絵が浮かび、華麗な貴族社会しか思い浮かばないのですが、疫病が蔓延したり、強盗の横行、盗むためにしばしば御所も火をつけられたこと、当時の貴族は役人、為政者のはずなのに、権力闘争しかやっていないのではないか!(これは今のキックバック問題に想いが飛びました)など、昔こんなことも習ったのかしら?と思うようなことも書かれていました。

こ大河ドラマのキャストがほぼ決まってきたこの時期、この人、適役かしら、どうかしら?と思いながら読むのも楽しいことでした。

適役!とというか上手に演じそう、とおもったのは式部の夫藤原宣を演じる佐々木蔵之介。妻も子もいて他に何人も女がいるのに十年も式部を想い続けるのですが、やっと結ばれたと思ったら、もう平気で他の女のもとにかよい、ときどき寄っては調子よいことを言うのですが、ひょうきんな役も上手くこなす人ですから、面白く演じそう。
紫式部役の吉高由里子、式部は美人ではなく内気で感情を見せないけれど、内に強いものを秘めている、、。美人だし強いものを秘めているのではなく外に現れている、、、。
道長は?、、、とあれこれ読みながら写真も見て楽しみました。
無遠慮にもくだらないことを書いてしまいました。

ともかく来年は楽しみです。  

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