『イングリッシュマン』復讐のロシア
またまた スパイ小説を読んでしまいました。アマ〇ンで星の数が多くてコメントから面白そう、と推察したからです。
『イングリッシュマン』復讐のロシア デイヴィッド・ギルマン著 ハヤカワ文庫
プロローグ 2019年10月 ロシアの雪野原を、追いかけられて逃げる男、銃弾が飛んでくる、、
本編 2013年、アフリカ、マリ共和国フランス外国人部隊作戦基地、イスラム過激派の侵攻を食い止める作戦進行中の場面に切り替わります。
えっ、こんな小説?スパイものと思っていたのに、やめようかと思いながら我慢して読んでいくと、すぐ6年後のロンドンに舞台は移ります。
表紙裏の内容紹介から
土曜の朝、ロンドンの金融街の銀行役員カーターが襲撃され、拉致された。わずか27秒の犯行だった。ただちに捜査が開始されたが、手掛かりはいっさいない。事態を憂慮したM16高官は、凄腕の傭兵でカーターの友人でもある ,,イングリッシュマン,,ダン・ブラウンを急遽フランスから呼び寄せる。犯人を追ってロンドン中を駆け回るルグラン。そして 部隊は玄関の露西亜最深部へ、、、。
マリの対テロ作戦はイングリッシュマンその他の人物登場の前提として書かれていたことに納得。これからが、もう巻を置くあたわずのおもしろさ。いっきよみでした。
いわゆる文芸書も買ってあるのですが、ついスパイ物に手が伸びてまいます。
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