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2025年2月

2025年2月24日 (月)

誕生日

今日は主人の誕生日。84歳になりました。この年まで元気でいてくれて本当にありがたいです。
今日は茶屋(葉山)のケーキです。

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本は手あたり次第読んでいますが、ドラマ好きなのでテレビもよく見ます。青春モノやドタバタは見ませんが。
「法廷のドラゴン」や「相続探偵」は楽しく見ています。 

でも日曜日「御上先生」「フォレスト」はつらい。「御上先生」はリアルタイムでみたのですが、つらくて「フォレスト」は録画して今日に持ち越し。 
それを見たためになんだか悲しくなって、折角おいしいケーキをいただいたのに心は塞いでいました。

日曜討論では長引くウクライナ侵攻が取り上げられていま
したし、能登に次々押しかかる天災のことなど思うと、無力なのにヘンなところで悲しがっている自分にあきれています。

ケーキ

昨日は息子夫婦が訪ねて来てくれました。今日24日が主人の誕生日だからだと思います。グラマシー・ニューヨークのケーキとモロゾフのチョコレートを携えて。

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グラマシー・ニューヨークのケーキって美味しいけれど少し大きめなのですよね。私は手前左のチーズケーキにしました。クリームが柔らかくてチーズはしっとり、おいしかったのですけれど私は半分残して今日頂きました。

2025年2月12日 (水)

『おでかけ料理人』 

治療後二か月たちました。体調も上向いてきています。 
今日は主人が朝からでかけましたので、お皿洗い、洗濯、生活クラブ配達物の取り込み・仕分けと初めて普通に主婦の仕事を
こなしました。かなりゆっくりハアハア言いながらですが、、、。ここまで回復出来て嬉しいです。

相かわらず本を読み散らかし、だらだらテレビをみております。
書き留めるほどの本は読んでいないのですが、楽しかったのは

おでかけ料理人』 中島久枝著 文春文庫

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日本橋の老舗の娘佐菜は 実家が没落 祖母と裏長屋に住み、煮売り屋で働いています。そこに佐菜の手製の白和えも並べるようになり、と食べ物にまつわる話、下町の暮らしの諸相が語られていきます。
まあ、心安らかに読めるないようでした。
最近はこういう話の方がよくなってきています。

ところで 白和え 急に造りたくなって昨日はお豆腐を買ってきてもらいました。常備してあるひじきと人参をいれることにして練りごまもあったのでそれも使って。少々手間はかかりましたが、美味しくできて大満足。勿論、主菜も作りました。汁物までは作れませんでしたが、ここまで回復できたので私は勿論、主人も喜んでいました。
旅行ができるようにもっと元気になりたいです。

 

2025年2月 3日 (月)

『さいわい住むと人のいう』

一進一退ながら体調は少しずつ上向いてきています。一か月半か二か月後には術後の不整脈も収まってよくなると思います、と言われた通りになってきているようです。でもまだ外には一歩も出ていません。寒いですしね。相変わらず読書とテレビです。

さいわい住むとひとのいう、、、ああカール・ブッセの詩です。
山のあなたの空とおく さいわい住むと人のいう
小3から中2の1学期まで住んだ愛媛県の家は二階家で、机は窓の前。
数キロ先には低い緑の山、その奥には青黒い四国山脈が見えて「山のあなたの空遠く」の詩を知った頃でしたから、山々を見ながら遥か彼方を想ったものです。
今我が家のリビングから富士山が見えるのですが、富士山を見ても、山のあなたの空とおく、、という気持ちにはなれません。 
私にとって遥かかなたを想えるのはあの中学生の頃の眺めだけのようです。 

というわけでアマゾンのおすすめで見つけて即買い決定。

さいわい住むと人のいう』菰野江名著 ポプラ社

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ある日、豪邸に住む高齢の姉妹が二人とも亡くなった。老姉妹はなぜこんな豪邸に二人だけで住んでいたのかー?
地域福祉課に移動になった青年・青葉が紹介されたのは、大きな屋敷に住む八十歳の老女・香坂桐子だった。桐子はもと教師で顔が広く、町の人々から頼りにされていた。妹の百合子と二人だけで暮らしているという。
物語は二〇二四年から二〇年ごとに遡り、姉妹の人生が少しずつ紐解かれていくー (帯の内容紹介より)

宮殿のように立派な家に住む老婦人を市の地域課の職員である青葉祐太郎を訪ねます。帰りに外から窓を見上げて、どこか見覚えのある感覚を持ちます。また帰りに百合子さんに持たせてもらった大きな稲荷ずしにも、、、。
いずれ明かされるのですが、この青年も幼い時にかかわったことのある二人の老姉妹の話が始まります。

戦災孤児であった二人姉妹、桐子と百合子の物語は
現在から20年ごとに時代を遡る形で語られます。
これはどういうわけで?と思ったことはその次の章で明かされるという場面
がよくありました。 

二人は親類の家をたらいまわしにされながら暮らしてきました。そのためか2歳上の桐子は、いつか二人だけで住む家を建てる、と固く決心。
おまけに自分のために、妹に常識的に考えれば決してよいとは思われないような結婚をさせてしまったという負い目もあって
家を建てて妹を助け出し、二人で住むという目的の実現に向けて歩み出します。
あるところで知った言葉「さいわい住むと人の言う」家を建てるために。
桐子は中学教師に、百合子は結婚し夫の親の援助を受けながら夫の世話にあけくれる毎日です。
でも百合子は決して不幸せではなかったのです。桐子
もそれに気がついてはいたのですが、、、。 

百合子と私は同じ年齢のようです。私の人生とは全く違いますが、同じ時代を生きてきたからでしょうか、どこか懐かしい感じのする物語でした。そうだったかな?という所もありました。女子大だからでしょうか?ギターを持って歩く人はいませんでした。
あの頃は安保の後でまだ少し政治批判の雰囲気は残って(日韓会談反対、原潜反対!とか)いましたが、民青(共産党の青年部みたいな感じのところだったような)の輪になって踊ろう!歌って踊っての時代でした。
行ったことはないけれど「歌声喫茶」というのもありましたっけ。

帯をとりました。いい絵です。

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最初と最後に稲荷ずしが出てきます。急に食べくなって油揚げを買ってきてもらいましたが、あいにく今日は体調がよくありません。明日よくなったら作りましょう。

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3日 作りました。この本のとおり、お揚げは甘辛く煮て、ごはんにシイタケ人参も入れて。 
結構手間がかかりましたが、久しぶりのお稲荷さん、おいしかったです。残りを翌朝にいただいたのですが、味がなじんでさらに美味しく、お揚げもよりジューシーで大満足。

 

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