『誘拐犯』シャルロッテ・リンク
今朝目覚めたときなんだかとても悲しい気持ちでした。理由は読みかけていた本でした。私はわりに見たドラマや読んだ本に影響されやすくて夢見が悪かったりするのです。
上巻を読んで、下巻に入ったところでやめて続きを今日読んだ本は
『誘拐犯』シャルロッテ・リンク著 創元推理文庫

シャルロッテ・リンクの小説は以前にも読んだことがあります。面白いはず。
この小説は少女ハナが2013年11月、ハルでスカボロー行の列車を逃したところから始まります。
スカボロー、スカボローフェアの歌があります。イギリス中部のヨークシャー東海岸にある町です。昔ウイットビーに行った帰りバスでスカボローに行き列車でヨークに行ったことを思い出しました。ほんの少しでも知っている土地だと小説を読むのもより興味深く読めます。その時は夏でしたから、ヨークシャーの丘は一面赤紫のヒースの花で覆われていました。しかしこの小説は10月から11月、寒くて寂しい季節の話です。
ハナはケヴィン・ベントの車に乗った後姿を消したのです。ハナの母親リンダはハナが小さい時家を出て行って行方知れず、厳しい父親が育てています。
現在は2017年、B&B経営者の娘で問題児アメリ-が姿を消します。アメリーは母親を嫌っています。2016年にはサスキアという少女が消え、ムーアで遺体が発見されます。
母親に虐待されていた少女マンディも姿を消します。
連続少女誘拐事件?
前に読んだ『裏切り』でも出てきたロンドン警視庁刑事でスカボロー近くに父親の残した家があるケイト・リンヴィル刑事がこのB&Bに泊まっていた関係で、かかわりを持つことになり、またスカボロー警察のケイレブ・ヘイル警部も捜査します。
ミステリーですからストーリーは省略します。
アメリーやマンディの家庭の様子、アメリーは一度助けられるのですが、助けようとした二人の男、怪しくないか?多彩な人物模様、引き込まれて読みました。
ケイト・リンヴィルのことにもページをさかれていました。私は、気の毒な面もあると思いながらもなんとおバカさん、とおもってしまいましたけれど。
面白かったのですが、かなり私は怖かったです。でもこのシリーズ、また読んでしまいそうです。
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