『暁の報復』『暴風雪』
ボックスの小説を続けて読みました。
『暁の報復』
猟区管理官ジョー・ピケットの留守電に、知人のファーカスから伝言が残されていた。ダラス・ケイツと仲間が、ジョーを襲う密談をしているのを盗み聞いたという。ジョーの娘の元恋人ダラスは、1年半前の事件で家族ともども破滅し、その一因となったジョーに強烈な恨みを抱いていた。ほどなくファーカスが行方不明になり、空からの捜索に同行したジョーは、ファーカスらしき男が3人に発砲された場面を赤外線装置で目撃する。その後遺体が発見され、捜査が始まるが、ピケット一家にも次々と聞き画襲いかかる。
『暴風雪』
猟区管理官ジョー・ピケットは、アレン州知事からある事件のソウサを命じられる。昨年7月に、英国大手広告会社社長の女性が、サラトガ築で失踪した。彼女は ジョーの娘シェリダンが働く高級リゾート牧場に滞在後、空港へ向かう途中に忽然と姿を消していた。行方を探るためにジョーが現地に赴くと、盟友の鷹匠ネイとが現れる。彼はタカ狩りに関する問題の解決に協力してほしい、その代わりジョーの調査を手伝うと言う。サラトガ担当猟区管理官の謎めいた離職も絡んで、事態は予想外の展開に、、、。
事件は現代的ですが、カウボーイハットをかぶり馬に乗って荒野を山地を走るピケット、まさしく西部劇の世界です。
最初に読んだ『発火点』はさほどではなかったので、 続けて三冊まとめて購入したのですが、 其の後は結構殺しの場面もあって、病身には(大袈裟ですが)刺激が強い場面もありました。事件が気になるので読み始めるとやめられなくて一気読みしてしまいます。
男っぽい世界で、 まだまだ続きがありそう(邦訳はまだ出ていません)ですが、さあ?もう読まない気がします。
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