『発火点』『越境者』
体調は相変わらずで、ひたすら本を読むか、うとうとしております。
『発火点』『越境者』 C・J・ボックス 創元推理文庫
『発火点』
ワイオミング州の猟区管理官ジョー・ピケットの知人で、工務店経営者プッチの所有地から、2人の男の射殺体が発見された。殺害されたのがは合衆国環境保護局の特別捜査官で、プッチは同局から不可解かつ冷酷な仕打ちを受けていた。逃亡した容疑者プッチと最後に会っていたジョーは、彼の捜査に巻き込まれ、、、、。
大自然を舞台に展開される予測不可能な追跡劇の行方と、事件に隠された光明な陰謀とは。
『越境者』
ワイオミング州管理官の職を辞したジョー・ピケットは、ルーロン知事の意向で現場に復帰していたが、新な任務を与えられる。巨大製薬会社の跡取りスコギンズが失踪し、FBIは、州の辺境に住む富豪テンプルトンが前々から暗殺業を営んでおり、スコギンズを標的にしたのではと疑っていた。さらにスコギンズ失踪の前後、ジョーの友人ネイトらしき男が近くで目撃されていた。ジョーは知事の指令でFBIに協力し、テンプルトンの本拠地に情報収集に赴くが、、、。
ワイオミング州ってきいたことはありますが、位置をよく把握していなかったので地図を調べました。中部は未開発地域なのでしょうか。州境が川や山脈ではなく定規で線を引いたって感じに決められているのですね。改めてビックリ。大統領選などでは みているのですが、あれは便宜上示されているだけかと思っていたのです。
調べてみると、 面積は10番目に大きいのですが、人口が最も少ない州で、手つかずの自然が残されている州だそうです。
読んでいても著者がこの週の景色を賛嘆していることがよく分かるような描写が多く見られました。
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