東北旅行(青森・岩手)3日目ー3
12:50 昼食レストランは 八幡平マウンテンホテル内レストラン。
食堂の目の前がゲレンデという新しいリゾートホテルです。シーズン中は混むのでしょう。今日はとても広い食堂内に私たち以外はいなかったような、、、。
杜仲茶ポーク というのは杜仲茶を粉末にして食べさせた豚肉でこうすることによって、臭みのない柔らかいお肉になるそうです。柔らかくておいしかったですが、このあたりにくるとすでに(お魚の時点から)私はおなかがいっぱい、かろうじて一切れいただけただけです。すぐバスに乗るときのお昼としては私には少し重かったです。
デザートが終わると、紅茶を飲むのもそこそこに、急ぎショップへ。盛岡駅では時間がどれだけあるのかわからないのでクーポン券を使い切るチャンスなのです。二つほど買い物。使い切りました。なんだかちょっとヘンです。
今回の旅は景色を見る旅で町中のお店をみることはありません。例えば津軽塗のお店などに行けばクーポン券を有効に使えたかもしれないのですが、ホテルのショップでは種類が少なすぎ。結局中途半端な使い方をしてしまいました。
ホテルの前から岩手山が見えました。片側だけ溶岩が流れて滑らかになっています。
14:15 出発 お昼をいただいただけなのに、ホテルのスタッフ数人に丁寧なお見送りを受けました。
10分あまりで 焼走り溶岩流 へ (14:25~14:50)
岩手山は高さ2038m 岩手県の最高峰です。石川啄木や宮沢賢治もこの山を歌っています。
<ふるさとの山に向かひていふことなしふるさとの山はありがたきかな>啄木
<風寒き岩手の山にわれらいま校歌をうたふ先生もうたふ> 賢治
焼走り、ここは国の特別天然記念物になっています。溶岩流の規模は長さ2.8km、最大幅1km。
噴出年は1732年説が有力。溶岩の大きさは、大人のこぶし大から径1mまで様々。
溶岩はカンラン石、シソ輝石を含む安山岩。
駐車場から少し階段を上がるとそこには溶岩がゴロゴロ転がっています。
階段を上がって振り返ったところ、あがりにくくはありません。
1km.ほどの自然観察路がもうけられていて、終点には宮沢賢治の歌碑があるのですが、私たちは20分くらい散策しただけです。最も私は特に興味がないのでさっさと降りてしまいました。(石がゴロゴロしていて歩きにくいのです)。主人は岩手山が遮るものがなく見られていい場所だった、と申しておりました。
見る方向が違うと山の形も違って見えます。
今回私たちはこれで日本百名山のうち三つ、八甲田山、岩木山、岩手山に登った?(来た)ことになるそうです。
盛岡駅に向かいます。30分ちょっとで着いたでしょうか。予定より早かったので少しショッピングタイム、「ここではクーポンが使えるお店と使えないお店があるから注意してください」。私たちはもう使い切っているのでそれにお構いなく物色。ここで駅弁を買いたかったのですがなくて、改札を抜けてからエレベータ―の上がり口横にそれらしき売店があったようです。でもすぐホームに上がってしまい結局買わずじまいだったのが残念でした。
私たちは19:00頃 東京駅に着きましたが、大阪組はさらに乗って22:00頃到着だそうで、次の新幹線内でお弁当がでるそうです。
19:00 東京駅で皆さんにお別れして、でも東海道に乗るのにまごまごして歩き回り、電車は混んでいたのでグリーンにして横浜駅へ、ここで崎陽軒のお弁当が好きなのでそれを買おうとしたのですが、中央通路でないところに降りてしまってまたグルグル歩いてしまいました。そういうわけ歩数が増えました。新幹線内でチェックした時は7000歩くらいだったのが家に帰ると10035歩になっていました。
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今回の旅行 史跡無し、景色を楽しむ旅でした。幸いにも天気に恵まれ、紅葉し始めでしたが、それなりに美しい景色を楽しむことができ、コロナ籠りの身にはよい気晴らしになりました。
感動したのはバスが停まった場所何処にも明るく清潔なお手洗いがあったことです。ヨーロッパでは私の旅行が限られているからかもしれませんが、こうはいきません、ペーパー無し、暗いはよくあること、まれではありますが、手洗いの水が出ない、悲惨なのはお水が流れない!日本のこの衛生状態の良さが、日本でコロナが欧米ほど蔓延しない理由の一つではないかと思ってしまったほどです。
今回の写真は殆どがスマホ(今年2月に買ったアップルアイフォン、11pro)によるものです。キャノンのパワーショットG3XとG11も(主人が)持っていきましたので一部それで撮ったものが混じっていますが、スマホ写真が見劣りすることはないと思いました。メンバーも殆どの方がスマホで撮っていらっしゃいました。スマホのカメラ性能がよくなってきてコンデジの出番はなくなってきているようです。
思いがけなく、話題のGo to割引や地域共通クーポン利用の旅となりました。ラッキーと思う一方、いいのかしら?という気持ちも強かったです。確かに旅行者が増えてホテル業界は大助かりでしょうし、お土産物屋さん、それらを作っている人たちも少しは潤ったとは思います。然しクーポンがきくお店とそうでないお店がある、というのは解せません。大手旅行会社と政治家が結託している?という噂を聞いたりするとなお落ち着きません。このコロナ禍での税金の使い方として適切なのでしょうか?
その上、個人で旅行しようと思ってホテルの空き室検索をすると、ここぞ、という宿は1月末までどこも満室なのです。この際、と旅行する人が増えているのでしょう。旅行会社もおさえているのかもしれません。
地域共通クーポンというのも行く場所によっては使いにくいものです。今回の旅でしたら、例えば町中なら、津軽塗の漆器を買うとか、いい使い方ができたかもしれませんが、ホテル内や駅のショップではおかれているものに限りがあります。無理にお金を使わされている感もありました。
でもいいお買い物もしましたよ。
でんしゅ はすっきりとしたおいしさ、この松前漬けも美味しかったです もう一種類似たようなのを買いましたが、それは?でした。
リンゴのジャムは知っていても蜂蜜は初めてなので買いました。まあ、ラベルlがよかったというところもあるのですが。リンゴの香り?言われてみればそうかなあ、むしろ草の香りがしました。美味しいことは美味しいのですが。
リンゴのシロップ漬けもつくってみました。
コロナ禍の中での旅行、ツアー中の対策は万全だったと思います。東京駅と我が家との往復が一番リスクが高かったのではないかと思いますが、帰ってからすでに2週間、二人とも健康状態は良好です。というわけでここで旅行記は終わりです。
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